コスパ最強録音機材！と格安入手法！

やっほ、南方ユキトです

本日はボーカル録音の機材についてお話しようと思います。

ここでの録音機材とはPC録音で使う機材のことです。これから歌い手活動始めたい、スマホ録音からPC録音に本格移行したい…でもそんなにお金がない…という方に向けて参考になればと制作しております。なので既にPCで録音してるよ！って人には少し退屈な内容になるかもしれないので事前にご了承ください。

録音に必要なもの

PC
マイク
オーディオインターフェイス
その他ケーブル類
以上！かんたん少ない！！！！！
あんまり難しく考える必要はないです

PCについて

個人的に歌録する人にはデスクトップよりノートPCをおすすめしています。
というのもスタジオで録音出来る様にした方がなにかと便利だからです。好きなだけ大声を出せるというのもそうですし、何よりスタジオによってはプロが使うレコスタ並に反響状態の良い録り音にすることも出来るからですね。高額のマイクよりも録音環境大事です。

ただPCの性能自体はそこまで必要ありません。それこそ録音するだけであれば3万円台のPCでも十分すぎるくらいです。それこそ下のようなやつで十分です。(画像クリックでJUMP)

MIXまでやる気があるよ、という人には
Corei5～、メモリ8GBは最低でもあったほうが良いかと思います。同じi5でも世代によって性能が結構違うので気をつけてくださいね。コスパだけで考えると今Ryzenのノート用CPUが格安で出回ってるので、これを搭載されたものを探してみると良いかもしれませんね。

また、ある程度予算に余裕が無い限りMACを新しく買うことはおすすめしていません。というのも最新のMACOSで64bitのソフトしか対応しなくなったことで、無料DAWのほとんどがうまく動作しないからです。64bitのソフトでも32bitのプラグインが含まれていると動作しなくなることがあるようです。(友人が買ったMACではAppleが制作してるLogicすら動きませんでした。2020年2月の話)

更に配信活動などを考えている場合にもOBS、SLOBSなどの配信ソフトが上手く動作しない、音声入力のルーティングが難しいなどよほどこだわりが無い限りMACは選ぶ必要は無いように思います。出来ないゲームも多いし…

オーディオインターフェイス

これはマイクに入ったアナログ振動をデジタルに変換してPC内で操作出来るようにするものです。逆にPCのデジタル音声をアナログに変換してスピーカーで鳴らすという入出力変換機能が備わった機材です。(Analog to Digital/Digital to Analog:AD/DAって

コスパ最強おすすめはコチラ

スタインバーグのUR12

AD、DAの品質がよく特にDAの品質が良いように思います。内蔵のプリアンプはそこまで大したものでは無いですけど…同価格帯で他に品質が良いものだとFocusLightの製品などがありますが、実際聞いたところUR12の方が明らかにいいです。

気になる値段は…10,439円
中古メルカリ相場で5000円を超えるくらいですね。中古で壊れてることって滅多にないので使っていいと思います。狙い目はハードオフとじゃんぱら。ただし中古だとCubaseAiというDAWが使えない場合があります。ただ録音するだけならCubaseAiは絶対必要でもないので無くていいと思います。

ちなみにもうちょっと金額出せるよ～という人はMOTUのM2をおすすめしています。

同価格帯の中では他を圧倒しています。品切れしていることが多いので予算に余裕があり、見たときに売っていれば即買っていいと思います。税込み2万円くらい。とても良く解像します。
それ以外で1万～3万くらいの製品とUR12で値段ほど品質に差はないので買う必要はないと思います。特にUR22とUR12は内部ほとんど同じで音質に差はなかったりします。注意。

マイク(ダイナミック、コンデンサ)

簡単な説明
ダイナミックマイク…丈夫、ある程度雑に取り扱ってもOK、指向性が高く部屋の反響やノイズを拾いにくい
コンデンサマイク…音がとても細かいので編集がしやすい、繊細な音表現もとれる、結構な量の電気を流すので故障しやすい

コスパよしオススメマイク
ダイナミック部門

CM5　激安マイクと侮るなかれ

ダイナミックのスタンダードと言われるSM58とよく比較されますけど、比較すると少しハイが強めなのかな？という感じです。
金額はなんと1200円。ありえない安さ。安いなりの品質かと思いきや全然問題ないです。路上用に購入して未だ使っているんですが、個人的には58よりも好みの音です。実は初期の頃「アンドロイドガール」くらいまではこれで録音しています。

コンデンサ部門

V67G
初めてのコンデンサマイクは黙ってこれを買ってください。解像十分、すこし綺羅びやかな印象のマイクです。
値段は最近少し上がって9500円。ちょっと前まで7500円くらいで購入できていました。全体的にマイクの値段が上がっているのでおそらくコロナの関係かと思います。

特徴は違いますが個人的に30000円のAT4040と同程度の価値のあるマイクだと思います。4040も割と特徴のあるマイク(特に男性にとって、喉ノイズが乗りやすかったりする)なので下手に30000円冒険するより一旦このV67Gを使ってみて自分の声の特徴、どこを強調したいかなど判断してから高いマイクを購入することをおすすめします。
ただ個人的には4-50000円のマイクに買い換えるなら同じ金額でマイクプリを買った方が音質も良くなるから良いのでは？と思います。

個人的な考えを言うと、部屋鳴りを考えると下手にコンデンサ使うよりダイナミックを使った方が無難です。MIXしてくれる人が部屋鳴りを除去出来る人ならいいですが、そうじゃない場合リバーブを深く掛けてごまかすしか出来なくなるので出来る演出が減ります。逆に部屋鳴り抑えられるならコンデンサ一択です。この辺は普段スマホMIX担当してくれてる人に相談してもいいかもしれません。いない場合は一度ダイナミックで始めることをオススメします。

番外編
配信者向けおすすめマイク
Antelope　Verge18000円(セール価格)
黒くて細くて長いマイクです。なにが良いって、ちっちゃいので視界の邪魔にならず取り回しもよく、かつスモールダイアフラムなので突然の叫び声にも音割れしにくい。素晴らしいマイクです。歌録も問題なく。

ケーブル、スタンドなど

コスパを考えるなら基本クラシックプロ製品で揃えるのが良いです。
※高いマイクを使う場合は良いケーブルを使った方が良いです。音質の損失もそうですけれど、ひどいケーブルだとマイクが壊れることがあります。ケーブルについて書くと長くなるのでやめますが、NEUTRIKの接続端子を使っているものであればある程度安心していいです(画像下)

CLASSIC PRO

CANARE

おすすめスタンド

まとめ

PC3万円
インターフェイス5000円
マイク1000円
ケーブルスタンド3000円
計39,000円(PC抜き9,000円)

以上コスパ最強録音機材まとめでした～

1,000円のマイクでもスマホ録音より明らかに良くなります！やりたい人は参考にしてみてくださいね～