ビジネスモデルを形にするには、ビジネスモデルキャンバス!
2022年4月に13年勤めたIT企業を退職し、仲間と共に起業準備をしているyukiです。
noteでは、起業に向けて活動している私の日々のリアルを発信しています。
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今回は、事業計画書を書いている中で、「コレ、使える!」と思った、「ビジネスモデルキャンバス」についてnote書きます。
このフレームワークのどこが良いと思ったのかを中心に書き留めておきたいと思います。
1. 事業計画書を作成していて、立ちふさがった壁
事業を興す時は、事業計画書を書く。
事業計画書を書く目的はいくつかあり、資金調達のために銀行や投資家の方に向けて事業内容を説明するためであったり、事業に協力してくれる方に事業内容を説明するためにも必要となる。また、起業家本人が自分のビジネス構想を具体化するために書く、という目的もある。
私たちも、今構想中のビジネスを事業計画書に落としておきたいと思い、メンバーで分担して事業計画書を書いている。
その中で私が担当しているのが、「ビジネスモデル」の章。
構想中のビジネスのビジネスモデル、すなわち ”儲けの仕組み” を、いかに表すのかを考えるのが私の担当である。
・・と言っても、会社員の時にビジネスモデルを作った経験はなく、いちから調査する毎日であった。
「ビジネスモデルとはそもそも何なのか?」「どうやって作っていくのか」「どうすれば自社のビジネスモデルが書けるのか」を考える日々が続いた。
2. ビジネスモデルキャンバスとの出会い
そんな毎日を送っていたある日、以下のBizMakeさんのページと出会った。
これらのページを読むことで、
ビジネスモデルを素早く作成するためのツールとして、「ビジネスモデルキャンバス」というフレームワークがあることを知り、
構想中のビジネスをどのようにビジネスモデルに落としていけばよいのか、有名企業の実例を参考にしながら検討できるようになった。
今、私たちはこの「ビジネスモデルキャンバス」を使って、自社のビジネスモデルを詰めている。
3. ビジネスの全貌が1枚で見える!
では、その肝心の「ビジネスモデルキャンバス」とは何なのか?
私なりの理解をまとめておく。
「ビジネスモデルキャンバス」とは、ビジネスモデルをまとめるために使うフレームワークである。「顧客への提供価値」を中心に据え、その提供価値を顧客にどう届けていくのか、9つの項目で整理することでビジネスモデルが出来上がる仕組みとなっている。
日々、このフレームワークを使っていて思うことは、一見シンプルなのに、非常に奥が深いフレームワークだということだ。
そもそも自社のビジネスを正しく理解していないと書くことができないし、9つの項目は互いに関係し合っているので1項目修正すると他の項目に影響がないかも確認する必要が出てくる。
ビジネスモデルを完成させるには、多大な労力と考え抜く力が必要となるのである。
私たちも日々奮闘しながら、自社のビジネスモデルをブラッシュアップしている。大変ではあるが、これをしっかり考えることが成功への近道なので、ビジネス構想をしっかり形に落とし込んでいきたい。
おまけ話
ビジネスモデルキャンバスには9つも項目があり正直覚えるのが難しいなぁ・・と思っていた私。
そんな私が理解しやすくなったのが、下図の考え方である。
大きく3つの領域、「マーケティング」・「オペレーション」・「ファイナンス」に分かれている、ということを念頭に置いておくと理解がしやすくなったので、領域分けバージョンの図も載せておく。ご参考まで。
まとめ
今回は、「ビジネスモデルキャンバス」に焦点を当てた。
私たちのように新しくビジネスを興す方はもちろん、既存のビジネスの "儲けの仕組み" を整理したい方にも役立つフレームワークだと思う。
この「ビジネスモデルキャンバス」に関しては、起業経験のある先輩が、
「昔はこんなフレームワークなかったなぁ・・」と羨ましそうに話されていたことが印象に残っている。
今は、経営のためのノウハウや便利なツールが発信されている時代。ありがたく活用させてもらって、自社のビジネスを成功させたい。
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