【チェコの街】Kutná Hora クトナー・ホラのコストニツェ
☆ わたしの好きな街〜チェコ編 その③ ☆
クトナー・ホラはプラハから電車を乗り継いで1時間程で着く街です。市の中心部の歴史地区と大聖堂が世界遺産になっていますが、この街でいちばん有名なのはセドレツ納骨堂でしょう。
シュヴァンクマイエル好きとしては彼が撮影したドキュメンタリーの地としてぜひとも足を運びたいところ。
私はこれまでに2度訪れました。1回目は冬。人気もなくものすごく寒かったので雰囲気も増して強烈な印象でした。2度目はその2年後くらいに、サマースクールが終わり秋になりかけの頃。1度目とは違いアジアからの観光ツアーがたくさん来ていてテーマパークと化していました。せっかくならば観光シーズンは避けたほうが良さそうです。
セドレツ納骨堂で有名なのは、彫刻家のリント František Rint による内装です。ここに納められた大量の人骨をつかってつくられた聖杯やシャンデリアや紋章が飾られています。作者のサインすら人骨ではりつけられています。
教会の持ち主の家の紋章。
祭壇と天井部分。
人間のほとんどすべての種類の骨を使ったらしいシャンデリア。
かわいい天使ちゃん!
写真が下手くそすぎてなにがなんだか…とにかくここまですごいと笑えてすらきます。しかし保存も大変だろうな…
ゴルゴダの丘の土が撒かれているという伝承があったために人気の埋葬地だったようですが、ペストやら戦争やらで犠牲になってこの地で眠っていた人たちは、まさかこんなかたちで飾られるとは思っていなかっただろうなあなんて思います。
プラハからクトナー・ホラへ電車で向かう際に乗り換えをするコリーンKolín という駅のある街にも似たような納骨堂があるようなので、機会があれば調べてみたいと思います。
墓地入り口付近の石畳にあるどくろマークがかわいい。
コリーンの乗り換えで小腹がすいたのでユーロドッグを食べました。ホットドッグというとパンに具材を挟むイメージですが、ユーロドッグは突き刺さっているのでとても食べやすいです。笑
昔ロッ○リアに売ってたような気もする…
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