見出し画像

私が就活したくない理由

こんにちは、まおすけです。大学2年生になり、卒業後は何をしようかを考えるようになりました。ほとんどの人と同じように私も就職するのかしら?と思いながらも、どこか腑に落ちない気持ちで悶々と過ごしています。

まず就活のためにインターンしよう!
興味のある職種を探してみよう!

これはやりました。インターンは10月からWebの記事を書くライターをしています。(興味のある方はこちらから...)記事作成、インタビューはどらま館の仕事としてもやらせていただいて、ありがたい限りです。マスメディア、取材の世界なら自分の得意を活かせるかなとぼんやり思っています。

マイナビに登録しよう!OB・OG訪問をしよう!

マイナビは、無料の大学生用カフェに行くときに登録させられた。とりあえず新国立劇場と東宝とぴあをお気に入り登録した(笑)OB訪問はしてねえ。というか、大学卒業後の演劇関係者とはめちゃくちゃ関わっててそれがOB訪問の代わりみたいになってる。

ESを書け!添削しろ!自分を知ろ!

うるさい黙れ。ESってのはエントリーシートのことです。自己分析って面で言えばまあまあやっている。添削って要するに会社が好きそうな書き方に直すってことやん。ESって履歴書とか志望理由書に当たるものだと思うのだけど、こういうものをプロに添削してもらって、自分を有能そうに見せて、それで受かった会社はその人に最適な会社か?まあ就活のセオリーみたいなものを何一つ学んでない中憶測で言ってるだけだから、添削済みのESはもはや常識で、常識外れしていないかどうかを会社が見定める書類に過ぎないのかもね。その分面接でその人の素質を見るのか?受験勉強みたいにがっつり対策が必要な面接もある。不思議よね。

例えば私はキーエンス株式会社から奨学金を貰っているからキーエンスに就職ってのも、うすらぼんやり考えたこともあるのだけど、キーエンスでは「説得面接」というものがある。「カラオケの嫌いな私とカラオケに行くとなったらどうやって誘いますか?」みたいなお題に対して、論理的に答えて相手を納得させるっていう。対策といっても対策のしようがない。でも、確かにこの質問によって頭のキレの良さが判別できるからな。

就職活動についてネットで調べたりインターン先の先輩から聞いたりする中で、どうにも私が好きじゃないシステムが見え隠れして嫌いになっていく。就職すること自体にネガティブになると言うよりは、就職活動をすることによって集団に逆戻りしてしまう自分が嫌なのかもしれません。

私は、昔から変わった進路を選んできました。そして、その選択をいちいち噛み締めて、自分のアイデンティティとして大切に持っています。だから、ここまで来て卒業後に就職を選択するのは端的に言って「面白くない」から、気に食わないのかも。

スーツを着て合同説明会に行って、会社にいい顔して「御社が第一志望です」って嘘ついて、内定もらって喜んで、就職して、毎日働いて、たまの休みに稼いだ給料で遊んで...

これって結婚みたいよね。お見合いして、デートして、好意を伝えて、相思相愛になって、結婚して、毎日一緒に暮らして、気が合わなかったら離婚して、また結婚して...

就職自体が嫌なわけではないんです。就職はするかもしれません。結婚も同じく。結婚したくても婚活が嫌な人と同じように就職したくても就活が嫌な人と思っていただければ良いです。

就職って、「自分の持っているスキル、テクニック、才能をその会社に売ることで給料を貰う」ってことですよね。この考えはオリエンタルラジオの中田敦彦がYouTubeで言っていた「テレビCMへの出演って、自分の影響力を企業に売っていることになるから、ちょっと勿体無いよね」という言葉から来ています。

私のことを必要とする企業はきっとあります。しかし、私のクリエイティブな側面を企業に売り続けるのは嫌です。自分の手札は、ある程度自分で使いたい。

そうなると、起業、フリーランス、その他?もっと選択肢はあるはず。そしてその選択肢を増やすために、私は今色んなことをしている。

自分が身を投じてやりたいことが卒業までに見つかったら、それをやります。特になければ、自分のスキルが最大限に活かせて自分が楽しいと思えて、かつ待遇も良い会社に入りたい。どちらも見つからなければ...その時はまた考える。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?