tama0707430

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囀る ダンボール箱 考察

コンタクトケースについての考察で少し触れたのですが、例のダンボール。 52話、矢代さんが目を覚ました時には大きく蓋が開いていますが、それ以前は開いていない。 そして今回53話、何かを考えながら矢代さんの寝顔を見守る百目鬼。 その表情から怒りや後悔は見えないように思います。 ななたんからの電話を受け、業務連絡を終えると矢代さんの体調を尋ねる百目鬼。 何でだよ までの一瞬の間で悟ったのでは?と思います。 ななたん、嘘下手だし。 横にあるダンボールは?といえば、まだ蓋は開ききってい

    • 囀る コンタクトケース

      囀るを語る上で、とても重要な役割を果たすコンタクトケース。 登場回数は少ないものの、いつも実に効果的な場面、最重要箇所で登場します。 そして今回52話。 なぜか、見たときからなんとなく違和感を感じていました。 今回はその違和感の正体についてお話したいと思います。 今までコンタクトケースが登場したのは5回。 矢代少年が影山の机から盗み出すシーン。 矢代少年が影山を想い、握りしめて涙するシーン。 百目鬼がオモチャの引き出しから盗み出すシーン。 百目鬼が4年前の事後、捨てられ

      • 囀る 抗争の果て 二人の行方

        矢代さんがはっきり百目鬼に昔のように抱かれたいと自覚した今、矢代さん、百目鬼、読者の大半が望む形でのカタルシスである、 5巻みたいな、しかも2人の気持ちがある程度通じた性行為は比較的早くくるのでは?と思います。 普通の作品ではラストにくる場合が多いですが、この二人には乗り越えるべき抗争がある。 しかも、今回は前回のような内部抗争ではありません。 系列をこえ、過去の因縁もより陰湿に絡み、この先百目鬼を手放したくない綱川、矢代さんを今回の件にかかわらせてしまった三角さんも否応なし

        • 囀る53話 

          皆さんが内容に触れた素晴らしい感想を書いていらっしゃるので、今回私が気になった2点について書いてみたいと思います。 1つめ 毎回二人の事後振り返りは最高なんですが、 矢代さんの、バックから百目鬼の大きな身体に包まれるように髪の毛に顔を埋められる に対して 百目鬼は正常位で、矢代さんの顔をしっかり見ている。4年前、前から顔を見たがっていた頃のように。 今回、百目鬼の気持ちが7巻以降一番端々に見えますが、ふと思い出す情事の記憶があの1コマというところにも百目鬼の心情が表れてるな

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