19/3/13 スポーツニュースPickUp 精神疾患関連
最近、アスリートが自身の精神疾患を公表するケースが増えてきています。アスリートというと強靭なメンタルを持っていると思われがちですが、一人の人間です。むしろ、そういう立場が受診や治療の妨げになり、ますます問題を深刻にしてしまうこともあります。
そういう背景があるので、公表が増えているという流れは、いい方向だと思います。
飛行機や新幹線などで長距離を移動する際、動悸がしたり、強い恐怖心を感じたりするという。九州国際大で症状が出て、社会人のホンダ時代に病院で診断された。通院して治療を続けている。
長距離移動が難しくはなりますが、試合の半分はホーム球場で行われるので、そこでの登板を中心にしながら治療を続けていくのが望ましいですね。
海外アスリートが自身の精神疾患について話すケースも増えてきています。
世間に精神的な問題について語ることについても、同じことが言える。著名なNBA選手であるラブとデローザンは、それぞれの発言を何百万という人々に瞬時に届けることができる(自身の抱える問題を共有したラブのツイートは、数時間のうちに20,000以上リツイートされた)。こういったプロのアスリートたちが、弱さではなく強さの表明として自分たちの状況を知らせていけば、もっと多くの若い人たちが、自分自身を表現することは何も「軟弱な」ことではないのだと理解できるかもしれない。これは大変な勇気がいることなのだ。
イニエスタは専門家(心理カウンセラーや精神科医)の治療を受けることを強く勧めている。一人で苦しまないで、また家族や友人を当てにするのではなく、医療機関の扉を叩くことを訴えている。これは私も大賛成だ。
鬱は専門家でないと治せない。愛や情はむしろ治療の妨げになることがある。心理カウンセラーは家族を治療できない。父が心理カウンセラーだったことはエンケのためには何の役にも立たなかった。
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