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【JKから見たなでしこリーグ】 第1弾 ~日体大FIELDS横浜vs伊賀フットボールクラブくノ一~

私は5月6日に初めてプレナスなでしこリーグを観戦した。

私の初観戦となった試合は、三ツ沢球技場で行われた、日体大FIELDS横浜vs伊賀フットボールクラブくノ一の一戦だった。

普段はJリーグを観戦する私がなでしこリーグを観戦して、思ったことや感じたことなどを書いていく。

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先日、なでしこリーグを初観戦してきました(^^)/
すべて個人の見解なため、間違っていることや表現の仕方が変になってしまっているところがあると思います。
そういった点を見つけた場合は、アドバイスをお願いします!

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◎気軽に観戦できるチケット価格&雰囲気

この日観戦した、日体大FIELDS横浜vs伊賀フットボールクラブくノ一の試合は、ゴールデンウィーク中ということで高校生以下無料の試合となっていた。

私はこれを知り、今回の試合を観に行こうと考えた。

普段の試合では、前売り券は無く、すべて当日に試合会場でチケットを販売している。

チケットの値段は、大人1,200円・小中高生500円ととても安くサッカーを観戦することができる。
J1リーグの自由席のチケットの平均価格が大人で約2,000円であるため、**
約800円も安く日本の女子サッカー1部の試合を観戦することができる**。

このチケット価格なら、自分の応援しているJリーグチームの試合と被っていなければ、「観に行ってみようかな」というお客様が増えるのではないかと私は考える。
このチケットの安さを売りにして集客をするという方法もあるのではないかと私は思った。

そして、実際にスタジアムに行ってみると、高校生の姿はあまり見ることができなかったが、ゴールデンウィーク中ということもありファミリー層が多く見られた。

ファミリー層の来客を見込んでか、コンコースでは【日体大FIELDS横浜横丁】と題し、「縁日」や「キッズワークショップ」といった、お子様が楽しめるイベントが行われていた。

また、売店では「龍口カレー」「日体大FIELDS BALL(おにぎり)」といったここでしか食べることができないメニューが販売されていた。

なでしこリーグでは売店が出ていないと私は思っていた。
しかし、ここまで本格的な売店が出ていてとても驚いた。
しかも、ペットボトル飲料が100円で売っていた。Jリーグでは考えられない価格だ。

こういった点もなでしこリーグにお客様を呼ぶための1つのセールスポイントなのではないのかなと私は思った。


試合入場時にはJリーグと同じく、エスコートキッズが選手と手をつないで入場してくる。

このエスコートキッズは日体大FIELDS横浜のホームページから申し込みができるようだ。
この日の試合では、エスコートキッズの人数が集まっていなかったのか、試合当日にもエスコートキッズの募集をしていた。

このような選手を近くで見ることができたり、触れ合ったりすることができる機会はJリーグでは一握りのお客様しか体験することができない。
しかし、まだまだお客様が少ないなでしこリーグではトッププレイヤーとの触れ合いが高い確率でできる。

このような体験はお子様にとって一生の思い出になるだろう。

まだ1試合しか観戦することができていないが、お子様が楽しめて、思い出に残るような体験ができるという点になでしこリーグの魅力を感じた。


また、雰囲気がゆったりとしているため、多くのお客様がストレスなくサッカーを観戦することができているように感じた。

⬆️実際の雰囲気

Jリーグでは野次やブーイングを飛ばすということが毎試合ある。

私はJリーグを観戦しているときに野次が聞こえるといつも嫌な思いになる。
このような野次やブーイングを飛ばしているお客様は迷惑になっていないと思っているのかもしれない。
しかし、初観戦のお客様はその野次やブーイングに「恐怖」を感じ、「こんな怖い思いはもうしたくないからもう観に行かない」というお客様も増えてしまうと私は思っている。

しかし、なでしこリーグでは野次を飛ばすようなお客様がおらず、落ち着いた気持ちでサッカーを観戦することができた。

このような環境は子供連れでも行きやすく、サッカーをスタジアムで観戦したことがないお客様でも気軽に行くことができるだろうと私は感じた。

実際にスタジアムにはお子様連れのお客様や年配の方の姿も見ることができた。

この落ち着いて・安心してサッカーを観戦できるというポイントもなでしこリーグならではのことなのではないかと私は考える。

こういった点をもっとアピールしていくことができれば、もっと多くのお客様に来場していただくことができるのではないかと私は考える。


△スタジアムスタッフの多くが学生

私がこの試合で一番驚いたことは、スタジアムにいるスタッフの多くが日本体育大学の学生さんだったということだ。

スタジアムに入る時にチケット売り場に行った際にいたスタッフの方々や「日体大FIELDS横丁」のイベント運営をしていたスタッフの方々も日体大の学生さんだった。

所々にボランティアらしき方やどこかから雇われているスタッフのような方もいたが、ほとんどのスタッフが学生さんだったように感じた。

このような状況から、日本女子サッカー界やなでしこリーグ、大学のチームにはお金が少ないということを再認識した。

日本女子サッカー界にはお金が少ないことや多くの選手がプロ契約ではないということは以前から知っていた。
この状況は今すぐにでも変えなければならないことだと私は感じている。

なでしこジャパンがワールドカップで優勝した2011年。
女子サッカーは少し注目されるようになり、女子サッカーを始める女の子や女子サッカーを観戦するお客様が増えた。

しかし、その人気は長くは続かず、2016年にオリンピック出場権を逃したことにより一気に熱が冷めてしまった。
このようなこともあり、収入が減り、今も女子サッカー界にはお金が少ない。

現在では、日テレベレーザの試合でさえも観客数が1000人台と苦戦している。

再び人気を取り戻すためには、今年6月から始まる女子ワールドカップでの優勝は絶対条件になると私は考える。

優勝できなかったとしても、ワールドカップで日本代表が高いところまで行くことができれば、再び女子サッカーへの関心は高まるだろう。

そこで注目するのが、なでしこリーグに所属する各チームの集客の仕方だ。

メディアで女子サッカーが取り上げられるようになると、「女子サッカーを観に行ってみたい」と思われる方々が増えてくるだろう。

そんな中で各チームがどのようなイベントを行い、スタジアムに来場されたお客様をどれだけ満足させることができるのかがとても重要になると私は思う。

イベントを行うだけではなく、広報の仕方や選手の売り出し方にも工夫が必要となるだろう。

そして、そのお客様をどのようにして毎試合来場してくださるお客様にするかもカギになると私は思う。

今年のワールドカップ後は、なでしこリーグに所属する各チームがどのような政策を行って集客をするのかがとても楽しみだ。


なでしこリーグを観戦し感じたのは、女子サッカー界にはまだまだやれることがあるということだ。

Jリーグのように大規模なイベントを行ったりしてお客様を楽しませることはできないかもしれない。

だが、選手と近い距離で触れ合うことができるというのはなでしこリーグならではのことではないのかと私は感じた。

今後、集客をするには、Jリーグとコラボするという手もあるだろう。

実際、ノジマステラ神奈川相模原では、J3に所属するSC相模原と手を組み、同じ日に試合を行ったりしている。

他のチームも地元のJリーグチームと連携し、そのような施策を行うことができれば今後なでしこリーグや女子サッカーに興味・関心を持つ方は増えていくだろう。

今後は私も定期的になでしこリーグを観に行ってみようと思う。

観に行くたびにツイートやnoteを更新し、見てくれている方々になでしこリーグの良さを伝えていきたい。

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初観戦のなでしこリーグ。

改善できることやこうすればもっと集客ができるんじゃないかなぁと思うことが多々ありました🤔

またまた文章がしっかりとまとまっていないと思われます😭

何か不思議なことや疑問があればぜひコメントしてください!

ご閲覧ありがとうございました🙇🏻‍♀️




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