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かわいい問いかけに学ぶこと

ウルトラ可愛い近所の男の子。4-5歳位ですが、舌足らずの時代から、会うとちゃんと「さくらぎさん」と呼んで、色々とお話をしてくれます。
それがまた可愛い♬

私に興味をもってくれているらしく、会う度に色々な質問をしてくれます。
ダントツ多いのは「さくらぎさんは、〇〇の中でなにが好き?」という好きなものを聞くシリーズです。最近の問いかけは、

「さくらぎさんは、くだもの何がすきー?」

「一番好きな食べ物はなーに?」

「好きな花はなーに?」

「好きな電車はなーに?」など。

あまりにもマニアな回答をしてしまうと、会話がしぼんでしまうので、
4-5歳男児が知っていそうな範囲で答えるというのもまた頭を使います。
そう、好きな花を「ガーベラ」と答えたら、顔が凍ってしまったので、あわてて「チューリップ」と答えてみたり・・・。

いいんです、いいんです。何をやっても笑ってくれたら嬉しいので(笑)

ところが、ネタが尽きるのか、たまに、かなり斜め上の質問が飛んでくることがあります(>_<)

先日の質問は、お天気の話をしていたら突然、
👨「さくらぎさんはー、何度がすきー?」

👩「(;゚Д゚)・・・うーん、20℃かなぁ・・・」

👨「えー、ひくっっ(低い)! じゃあ、さいこうおんどはー?」

👩「(;゚Д゚)・・・23℃くらい???(汗)」

とにかく、かわいいのです(笑)

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先日は、油断をしていたら、ふと
「さくらぎさん、きのうの夜ごはんはなーに?」と聞かれました。

Σ(゚Д゚) え、夕飯のメニュー?なんで?
Σ(゚Д゚) そもそも昨日の夕飯って何だっけ?
Σ(゚Д゚) あ、やばい、昨日に限ってウルトラ手抜きだ!(汗)
Σ(゚Д゚) 正直に答えたら、ママにも伝わるかも!?

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そこで、ふと思ったのですが。
私も仕事柄、クライアントさんに色々な問いかけをします。
私が問いかけている質問も、相手をこんな気持ちにさせていないだろうか。

キャリアカウンセリングやコーチング、メンタリングを学ぶときに、いつも「問いかけをするときは意図を持って。理論に基づき、何故その問いをしたのかの根拠を常に答えられるようにしましょう」と言われます。

実際は、それがなかなか難しく、まだまだ習得しなければと思っているポイントです。

でも、この「夜ごはんなに?」の質問のように、興味半分で何となく投げた問いかけは、無意味に相手を混乱させて終わってしまいます
まぁ、まれに「あー、そういえば、ご飯のことなんて最近考える余裕がなかったなぁ・・・」と気づきにつながることもあるかもしれませんが・・・

すべての問いかけは理論に基づくべき、もしくは何を目的に問いかけたのかを説明できるようにしておくべき。

基本を思い出させてくれた、かわいい先生問いかけでした。

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