3,000円の小旅行。5時間で一泊以上のリフレッシュ。
< 目次 >
①リフレッシュへの焦燥感
②初めての岩盤浴で気づいた「無心」
③遠出する必要も、一泊する必要もない
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リフレッシュへの焦燥感
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ここのところ、どうも感情的なのが気がかりだった。
仕事は去年の方が忙しかったし、別にストレス過多だとは思っていなかった。
ただ2月は、星野源のライブ開演と同時に別件でブチ切れて、スマホぶん投げて5曲目で帰る暴挙にでたり(さよならiPhone7、こんにちはiPhoneXS)。
※星野源は2週間後の名古屋公演できっちりリベンジした。最高だった。
別に感動モノでもないドラマで泣いちゃったりしていて、客観的に見るとどうも危ない感じはしていた。
この土曜の夜もサスペンスドラマで何故か2回泣いちゃって、「あ、なんか本格的にヤバそう。リフレッシュしなければ」と焦燥に駆られた。
そこで思い出したのが、以前Twitterでバズっていたこの投稿。
「ちょうど良い!」と思って小旅行気分でさっそく日曜に行ってきた。
自宅の最寄り駅から約40分、そこから徒歩5分と近すぎず遠すぎない場所にあるのが、その「湯けむりの庄 宮前平」。
入り口からも分かるように、まるで高級旅館に来た気分。
中も広々、そして清潔感もありキレイ。
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初めての岩盤浴で気づいた「無心」
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いつもなら「温泉だけで充分」と思うところだ。
だが日頃の運動不足もあり汗を流したいなと思ってたこと、6種類の部屋がある関東有数の場所とのことだったので、この日は初めて岩盤浴にも入ることにした。
そしてこれが最高だった。
仕事柄365日24時間いつでも連絡があり、できるだけ即対応する毎日。勤怠上では休みの日でも気を張り続け、対応もしっかりする生活が1年以上続いている。
何をしていても案件の進捗を気にする毎日だったが、この岩盤浴では、予想外だったのだが自然と無心になることができた。
サウナや温泉ほど体感温度が高すぎない、いくらでも居れそうな心地良くあたたかい空間で寝そべる。
サラサラとした汗を感じ、頭も良い具合にぼーっとしている。
湯に浸かるのと違って、頭まであたたかい空気に包まれ、かすかに心地良いぼーっとさせる音楽というか音が流れているのが良いのだろう。
デトックス効果や代謝が促進されるとか、どうのこうの言うつもりはない。
ただ、リラックス効果はえげつなくあると感じた。
私にとっては必然的にネットから離れるという環境も良かったのだろう。
岩盤浴の後は、天然温泉へ。炭酸琥珀湯で肌スベスベになり、フィンランド式サウナでより汗をかいた。時間的に合わなかったが、今度はロウリュもやりたいな。
休憩所もまったりできそうだったが、時間は14時過ぎ。混んでいたこともあり、湯上がりに缶コーヒーをゆっくり飲んでから帰ることに。
久しぶりに本当にのんびりした気分になったので、帰りの電車では「Stress Relief」というSpotifyのヒーリングプレイリストをぼんやり聴きながら帰った。
これが本当に気分にぴったり。
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遠出する必要も、一泊する必要もない
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これまでいわゆる日帰り旅行には、消極的だった。
移動だけで時間もかかるし、疲れるし。
”旅行”と言うからには遠くに行きたい。
遠くに行ったからには色々巡りたい。
良い宿に泊まって非日常を味わいたい。
それがリフレッシュだと思っていた。
でも別にそんなことはないと、今回気づいた。
移動を含めてもわずか5時間程度、入場料と電車賃をあわせても3,000円程度の小旅行だったが、一泊旅行以上の満足感を得ることができ、リフレッシュに成功した。
リフレッシュで大事なのは、長さではなく密度かもしれない。
密度が濃ければ、むしろ短くてよい。
今回の小旅行は、映画館へ行ったり、お酒を飲んだりといった”気分転換”の類とはまた違ったものだった。
想像外の効果だったので、岩盤浴にはハマりそう。あの感覚が気に入り過ぎたので、なんなら今は禅にすら興味が出てきている。
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