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【鬼滅の刃】炭焼き小屋の長男にした理由!『竈門神社』との関係。

炭焼きは今でもあるお仕事です。上質な炭で焼くと、お肉と魚がより美味しくなるそうです。

主人公を炭焼きの子にした理由

作者の吾峠呼世晴先生(通称ワニ先生)は何故、鬼狩りの主人公を炭焼きの少年にしたのか。
昔からの伝記では、ほとんどの鬼って山に住んでいますよね。
昔、山で暮らす人の職業は『木こり』『猟師』『炭焼き』の3つだったそうです。

『木こり』=霞柱の時透無一郎
『猟師』=嘴平伊之助
『炭焼き』=竈門炭治郎

まずはそういう理由で、主人公を炭焼きの子にしたのかなと思いました。

『古事記』の『火の神様』からきている?

原作の大正コソコソ噂話で、作品名の候補に『鬼狩りのカグツチ』『炭のカグツチ』があがっていました。

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主人に「『カグツチ』って知ってる?」って聞いたら、「あぁ〜知ってるで!るろ剣であったやん?」って言っていたので、見せてもらいました。
それが、こちらです↓

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別名は、志々雄様の技と同じ『火産霊神』という字で読むのもありみたいです。

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カグツチの内容は難しいのでここでは割愛させていただきます。
『古事記』によると、神様を数えるときの単位は『柱』で、「1柱、2柱…」と数えるみたいです。
鬼殺隊トップの『柱』も神様みたいな存在だという尊敬の意味で『柱』にしたのかもしれませんね。
公式ファンブック①によると柱は9画だから9人だということが書かれています。
その考え方でいくと、『十ニ鬼月』は『鬼』って12画??
いや…鬼は10画でした。

火の神様の『溝口竈門神社』が由来?

無限列車に乗っていた煉獄さんがとっさに炭治郎のことを「溝口みぞぐち少年!」と言っています。

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煉獄さんは炭治郎のことを無限列車の出陣前は「頭突きの少年」と言っていました。
何故いきなり「溝口って何?」って思いませんでしたか?

ワニ先生の出身地と同じ福岡県に『溝口竈門神社』があります!
無人の神社だったのに、今では鬼滅ファンの聖地とされて有名になりました。(Wikipediaにも鬼滅の刃の聖地とはっきりと書かれています)

『溝口竈門神社』(築後市)

http://chikugo.net/mizokuchikamadojinja-2

また同じ福岡に『竈門神社』もあります。 
『宝満宮竈門神社』(太宰府市)は鬼封じのために建立された神社です。
https://kamadojinja.or.jp/

大分県にも『竈門神社』があります。
『八幡竈門神社』(大分県別府市)
https://beppu.ooedoonsen.jp/news/11464

けれど、なぜ東京に住んでいる煉獄さんが、福岡の『竈門』=『溝口』と結びついたのか…そこは、福岡出身のワニ先生の地元愛が強かったのが伺えます。

炭治郎は火の神様だから霊視ができる?

なぜ亡くなったはずの錆兎と真菰が半年間も稽古をしてくれたのか?

「錆兎も真菰も、鱗滝さんが大好きなんだから鱗滝さんの前にも出てきてあげてよ!」と思っていました。炭治郎は他にも、父や弟も見えている場面もありましたよね。


漫画作品だし主人公だから、そこはファンタジーの世界なんだと思っていましたが、炭治郎が火の神様の設定で考えると、無理矢理、納得させられました。
神様だから地縛霊が見えるのです(オイッ)

そして、禰󠄀豆子も亡くなった母が見えたのは、火の神様の妹だからと考えていいですよね(笑)

ちなみに…無限列車の煉獄さんが死んでしまう前に、母の姿が見えたのは、きっとそれは意識朦朧とした幻聴と幻覚だと個人的に思っています。

炭焼きの子だからこそ鼻が効く?

炭焼き職人は鼻が効くことが大事で、煙の匂いで嗅ぎ分けたりするみたいです。

異能の力は同期の鬼殺隊が全員持ち合わせている能力です。

簡単にまとめると

炭治郎=鼻
善逸=耳
猪之助=触感、野生の感?
カナヲ=目、動体視力
玄弥=口、鬼喰いで一時的に鬼になれる

炭焼きの息子だったおかげで、米を炊くのも魚を焼くのも上手だと褒められています。

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大正コソコソ噂話によると、隊士の間では「お袋」というあだ名がついたらしいです。
なんだかほっこりしますね。

【関連記事】

炭治郎の耳飾りについて考察しました↓

禰󠄀豆子がかぐや姫で青い彼岸花は富士山にある?という記事も読んでいただけたら嬉しいです。


錆兎と真菰がいた狭霧山は神聖な霊山だった↓

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