【鬼滅の刃】善逸の箱と獪岳の箱!!
禰󠄀豆子ちゃんの箱を考察すると、繋がりました。
鱗滝さんのお手製の箱
禰󠄀豆子の箱は、鱗滝さんが狭霧山の霧雲杉で作ってくれました。
実際には霧雲杉は存在しない木です。
岩漆という漆塗りもこの世にはありません。
漆とは木地への浸透力があり、木をより固く丈夫にするそうです。
うるしの木を削りとった樹液をろ過して精製したのを塗ります。
漆塗りの技法で、金粉や銀粉を蒔く蒔絵があります。
蒔絵のように、岩塗りは炭治郎が両断した岩の粉を蒔いたのかもしれません。
壊れた箱は、蝶屋敷のアオイちゃんが修理をしてくれます。
原因は不死川さんにありました。
けれど、アオイちゃんは、岩漆を知るはずないのに?
漆塗りは素人が重ね塗りしたら絶対にダメ!せっかくの鱗滝さんの岩漆が…
と思いましたが…
↑上の画像を見る限りアオイちゃんは箱の内側をハケで塗っていました!
鱗滝さんは外側を岩漆で固めたと書いていたので、とりあえず重ね塗りにはなりませんでした。
穴から日の光を通さないように穴をふさぐように塗って、きっと禰󠄀豆子のために試行錯誤したんだと思います。
そんな優しさが詰まった箱です。
善逸が守り抜いた禰󠄀豆子の箱
善逸は、炭治郎が命よりも大切だと言っていた箱を、中に鬼がいると分かっていながら、必死に守りました。
善逸は、一度信じると決めたら騙されていると思っていても、信じたいという願望があります。
お構いなく伊之助は善逸を蹴ります。
箱にしがみついて、炭治郎が来るまでぐっと我慢して守り抜きました。
箱の中には、怖い鬼がいると思っていましたが、
なんと、こんな可愛い女の子!
善逸はまるで、竹から出てきた「かぐや姫」のように思ったにちがいありません笑
それからは箱に入っている禰󠄀豆子に話しかけたりしました。
木箱の中から「カリカリ」という音がするのは、起きていますよ!聞いてますよ!と爪でカリカリしている証拠です。
善逸の無意識領域
無限列車編の善逸の無意識領域が真っ黒です。
入った男の人が「息苦しい、体が重い、体中に墨汁を塗りたくられているみたいだ」と言っているところは、アニメや映画版ではカットされていました。
禰󠄀豆子の箱を考察しているうちに、善逸の無意識領域ってもしかして禰󠄀豆子の箱の中なんじゃないか、だから真っ暗で息苦しいんだ!と思いました。
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