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貯金全額を「金融投資」に突っ込んだ結果、残りの人生を「事業投資」に全振りすることを決めた話

こんにちは、ゆうきです。
先月、貯金を全額金融投資に突っ込みました。
総額500万円〜600万円くらいだったかなと思います。金融投資はこの他にもちょっとだけやっているので、700万円〜800万円 + αくらい(利確して再投資した金額も含んでいるので本当はもっと少ないと思います)は突っ込みました。

投資系は経費にならないので、税金払えなくてオワタにならないように気をつけます笑

簡単な内訳としては、ざっくりこんな感じです。

ベンチャー企業への出資:200万円
仮想通貨、NFT:150万円〜200万円
(通貨価値下がっていくら突っ込んだか忘れました笑)
上場株式:100万円~150万円
(株式価値下がっていくら突っ込んだか忘れました笑)
その他:時間空けるために仕事外注:50万円くらい

合計:500~600万円

600万円という金額が多いか少ないかという感覚は人それぞれだと思いますが、少なくとも僕にとってはなかなか大きな出費でした。

もしかしたらこの金額が何倍にも膨れ上がるかもしれませんし、もしくは限りなく0になるかもしれません。
※微妙に利確した部分もあるので、100万円くらいは帰ってきたかなという感じです。

この経験は僕にとって非常に大きな意味を持つことになったので、どうせいっぱいお金使うなら備忘録に取っておこうと思い、このnoteを書いています。


なぜ貯金を全額金融投資に突っ込んだのか?

まず、なぜ貯金を全額突っ込むといったような無謀なことをしたのか?ということに関して少しお話しいたします。

この試みを始める前には、僕にとっての人生の最終ゴールは「投資家」と置いていました。
そこそこお金についての本を読んだことがある人にとっては、バイブルとも言える「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」にも、お金持ちになるためには「お金に働かせてお金を稼ぐことがお金持ちになる条件である」と書いてあります。


4種類の職業

わからない方のために少しだけ補足説明すると、世の中の職業は4つの分類に分けられると本書では書かれています。

1 雇われて働く従業員(一般的なサラリーマン)
2 自分自身が雇い主である自営業(医者、弁護士等)
3 自分のビジネスを持つ起業家・事業家
4 投資することでお金に働かせる投資家

そしてお金持ちになるためには、3か4になることが必須条件であると言われています。
ちなみに、本書でのお金持ちの定義は「お金をたくさん稼いでいる人」ではなく「自分が動かなくてもお金が入ってきて、時間も自由に使うことができる人」を指しています。

3としてのお金持ちを目指すのか、4としてもお金持ちを目指すのかは個人的な好みとスキルによって変わってくるのかなと思います。
そして、冒頭に述べた通り、僕は4の投資家を目指していました。


現在の自分の立ち位置

現在の自分の立ち位置は、限りなく2に近い2と3の中間地点という立場ですので、まだまだ到底"お金持ち"ではないです。

とはいえ、「お金を動かしてお金を得る」という行為に対しては昔から憧れがあり、試してみたいとずっと思っていました。
月数万円の安全な投資(インデックス投資やETF投資等)も一種の投資という行為と見做すのであれば、そのあたりはすでにやってはいました。
しかし、僕がやりたかった投資はもっと規模の大きな、まさに皆さんのイメージする”投資家”が行っている投資でした。

そのような考えのもと、貯金を全額使って実際に”投資家”が行うレベルの投資を試してみることにしたのです。 
そして、その結果「僕には個人投資は向いていない」という結論に至りました。
※仕事としての投資業務は僕の中で使う頭が異なるのでまた別ですが、少なくとも個人投資には向いていないことがわかりました。

※ちなみに、まだ「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」を読んだことない方は名著なので、ぜひ読んでみてください。



個人投資が向いていないと気づいた理由

個人投資が向いていないと感じた一番の理由は「様々なことを気にしすぎてしまうから」です。つまり、「どっしりと構えておとなしくしている」ということが僕は非常に苦手なタイプであることがわかりました。

例えば、「投資したお金がどのような用途で利用されているのか」「もっと削れる資金があるのではないか」など気になるところがどんどんと出てきてしまいます。
仮想通貨や上場株式であっても、「社会情勢が〇〇になってきているからポートフォリオの組み替えをしよう」とか「IRを読むとこの会社は〇〇だから12月まで保有しよう」
のような感じで、常に何かしらに気を配っていないと落ち着かないという状況でした。

この立ち回りは、「正攻法」的な一面もあるので、行為自体が悪いとは思っていません。
ただ、ふと我に帰ったときに「あれ、俺何してるんだろう?これがやりたいことなんだっけ?」となってしまったわけです。
お金に働いてもらうという建前のもと、お金に振り回されていることに気づいてしまったのです。
(これは僕の場合そう思ったという話なので主観です)


自分の貯金を全額突っ込んだというお金であるからこそ、どうしても熱くなりすぎて対して成果にも繋がらないミクロの分析ばかりに力を入れてしまいました。

「お金との距離感はちゃんと考えなきゃなぁ」

これが最近一番考えさせられたことでした。


なりたい自分とやりたいことが矛盾している自分に気づく

投資家になりたいと思っていた自分が投資家になるためにやっていることが、自分にとって「やりたいことなんだっけ?」と思ってしまった時点で、俯瞰してもう一度”なりたい自分”を考え直す必要性が出てきました。

サッカー選手になりたいという子供がいたとします。
その子供はサッカーの練習よりも野球の練習が好き。
しかし、野球選手よりもサッカー選手の方に強く憧れを抱いている。
といった場合も上記と同じ状況だと言えます。


本来は「やりたいこと」と「なりたい自分」は繋がっている、もしくはそれに近い状態になっているはずです。
今回のケースでは、自分の中で「投資家になりたい」という強い憧れがあったからこそ、ある種の認知的不協和が働いて「投資家になるために必要なこと(分析)」を自分の考えを一貫させるために「やりたい」と認識してしまった形になってしまいました。

ただ、ここで併せて考えるべきことは、僕自身は何かを分析をすることが比較的好きであるということです。
「投資をする上で必要な分析」自体は好きなので、やはり「貯金を全額突っ込んだ」という感情によって純粋な好き(やりたい)という感情が阻害されてしまったのではないかと感じます。
身近な例を挙げると、「youtuberが動画を作成すること自体は好きだけど、それが仕事になってしまったから辛くなってしまった」みたいなケースと一緒の状況かと思います。


分析は好きだから突き詰めるけど、個人投資には使わない

統計分析とか様々な要素を組み合わせて将来的なリターンを予測するみたいなことをエクセルカタカタやるのは正直めちゃくちゃ好きなので、今後もゴリゴリと続けていこうと思っています。
そして、より学術的なことも勉強したいので、証券アナリストの資格試験の本なんかも買ってしまいました。

このあたりを勉強することは仕事柄確実に役に立ちますので、ぜひそちらで貢献したいです。


個人投資に関しては、またいつか始める時がくるかもしれませんが、少なくとも35歳くらいまではお休みしちゃおうかなと思います。

ちなみに、よくお会いする方にはすでにお伝えしておりましたが、今まで週7働いていた状況を週5にした一番の理由は、この個人投資が理由でした。
1ヶ月という短い期間でしたが、週5仕事、週2投資分析の期間は終了です。


今後のお金の使い方はどうするのか?

さて、ここからは今後のお金の使い方に関してですが、今後は事業投資をメインにお金を使っていこうと思います。
なんだかんだ僕の場合は、自分が事業にジョインする形での人的資本投資と金銭資本投資のハイブリッド型が一番しっくりきます。

つまり、先に述べた4種類の職業のうち、3の起業家・事業家になることにコミットすることにします。

では、一度週5にした働き方を週7に戻すのか?という話になると思いますが、結論としては戻します。

戻しはするものの、少し今までとは違った形で週7にしようかと考えています。
今まではどちらかというと「金銭的に稼げる仕事」をメインしていましたが、今後は空いている週2はレベニューシェア形態での事業ジョインや新規事業の立ち上げなどをより重点的に埋め込んでいこうかなと考えています。
※外注が増えた分個人のバーンレートも増えたので、頑張ってお金も稼げるようにします。


最後に

長々とここまで書いてきましたが、結局何を言いたいのかを一文でまとめると、
「僕は金融投資を辞めて、事業投資に全振りしますので何か面白い案件あったらぜひ一緒にやりましょう!」
ということです笑

僕の周りの方々はもちろんのこと、そうじゃない方もKIMARUに案件掲載していただければ、面白そうだなと思った案件に僕が勝手に応募させていただきます!
(ちゃっかり宣伝させてください笑)

そんな感じで今回は人生の大きな方向性がかたまりました!
それではまた!


PRTimes:
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