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JFLからJ3にあがる条件でホームゲーム平均2,000人はマストでなくなったわけですが

今年2023年シーズンからJ3な奈良クラブの人のツイート。
去年まではJFLからJ3に行くにはホームゲームの年間平均入場者数が2,000人以上という条件があった。
それが今年からは「努力していると認められる」でOKなので「大雨の試合だったし」「順延で平日の試合だったし」とか、行けたら行くとか言う人は絶対来ない試合があれば問答無用に2,000人って言われなくて済みそう。

https://aboutj.jleague.jp/corporate/wp-content/themes/j_corp/assets/pdf/002_20230131(1).pdf

の5ページ目、第3章、第17条。

去年は「カズが出た試合だったし」というケースで助かったりしてる。
カズが出場するのは誰の努力なのか?とか言われると、そゆうの勘弁してくだちいってなるんだけど、まぁでも平均1,900人くらい?とかなら、まぁね、まぁね、ってことなんですかね。コロナ前の満員の喫煙所ならちょっとくらいはみ出してもセーフ?みたいな感じになるんでしょうかね。
ちなみに今年はカズはいない。

本田圭佑さんにも生温いなんてもう言わせない!努力だ!

商売の目安?

で、最初のツイートに戻るんだけど、でも結局2,000人くらいでクラブの経済活動はまぁまぁイケルんじゃね?って話っぽいのよね。
それは奈良クラブの切符が安いからだ、グッズの売上が少ないからだ、みたいな指摘はしようと思えばできるんだけど、じゃあ奈良クラブより安いクラブは?みたいな話になると「…そりゃ…プロ失格だ!!」みたいな声量でなんとかしようという戦略に切り替わったりするわけです。
逆にもっとチケット高いところは2,000人じゃなくても良くね?って話もあるんだろうけど、それはそれで「スタジアムすかすかじゃね?」みたいな指摘もできる。プロになると文句つけやすい。
やっぱお客さんいっぱいの方が良いじゃん?それで儲からないとか逆に大丈夫か?ってなるよね。
クラブを運営している側としてはホームゲームって
・大勢の人たちが来て
・楽しんでもらえて
・商売として成立できる
みたいなことが目標になると思うんだけど、色々と難しいよね。

奈良クラブのホーム、ロートフィールド奈良は5,600人入るので2,000人だと半分以下なわけで、それで商売になるなら満員とか超いいじゃん!すげえ伸び代あるじゃん。

http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/pdf/2022A001/2022A0012614.pdf

ちなみにカズがやってきた時の公式記録を見ると、14,202人入ってる。5600人どころじゃない。

人がいっぱいくると色々あるのよ

沢山の人たちが一箇所に集まると色々ある。
駐車場が足りなくなる、渋滞する、バスに乗れない、スマホが繋がらなくなる、トイレが並ぶ、スタグルが並ぶ、自販機が売り切れる、ゴミが大変、席がない、なんか怒る人がでてくる、スタッフ足りない。
そういうのもJ3来る前にちょっとは経験してよ、みたいな面もあるんかなって思う。

J2にあがったいわきFCは混雑して色々と伸び代があることを提示している。この時の入場者数、4,318人。

去年の6月の記事。今年のJ2開幕戦も帰りのバス大変だったらしい。単純に町田の道路事情って部分もあるから簡単には解消できないんだろうけど、この記事の入場者数は2,605人。今年の開幕戦は8,055人。
さすがJFLから2回Jリーグに行ってるクラブ。ダイナミックっす。

感想なので結論は特にないけど2,000人で線引くのわりと合理的かも

ということで2,000人ってわりとプロっぽくやるにはそのくらいが一つのラインなのかもーくらいの感じかしら。

2,000人入らないチームもJ3だと5つあったりして、JFLで2,000人つってこれじゃあ生温いって言われちゃいますよね。

さ、努力努力。

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