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速読できなくてもいいのです-書店員の本の読み方-

みなさんは本を楽しく読んでいますか?本の読み方はどんなものでしょうか?

一文字ずつ読む人、スラスラと読む人、速読して要所要所だけを拾って読む人。

いろいろな人がいると思います。しかし書店員をしてきて私が思うことは、

自分が楽しく、面白く本を読めていたら、速読なんて出来なくてもいいのです!

と声を上げて言いたいです。

書店員にも本が好きな人がいます。しかし、その人たちは別にそんなに早く本を読めるとは限りません。むしろ、通勤中の電車で読むことや休憩中に呼んだりしている人がほとんどです。なのでそんなに本を早く読んでも感動や読み応えがなければ意味がないというかもったいないと思います。

私もたまに休日ずっと本を読んでいますが、速く読むとなると1日に新書を1冊読むのが精一杯です。確かに昔よりは読むのが早くなったかもしれません。しかし、自分の理解できる速度で楽しく読めていればいいと思います。

書店員の本を読むタイミングとしては皆がコツコツ派ですが、やはり1日の空き時間に少しでも本を読んでいるという人がほとんどではないでしょうか。

みなさん本を早く読みたいと思っている方もいると思いますが、気にせず自分のペースで楽しく読んでみてくださいね。その方がじっくりと本の内容を楽しめると思いますよ。

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