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野党第一党幹部の資金石、京都6区では野党分散も自民は壁に苦戦


京都6区のエリア

  • 宇治市

  • 城陽市

  • 八幡市

  • 京田辺市

  • 木津川市

  • 久世郡

  • 綴喜郡

  • 相楽郡

山井和則氏、試される野党の希望

京都6区は長年、山井議員が議席を守り続けた選挙区です。

山井氏は立憲民主党所属の衆議院議員で、
今国会では最長記録のフィリバスターを行った議員として
有名です。

その記録はなんと2時間54分という、
約3時間も演説し続ける驚愕の演説です。

ちなみに以前の最長記録を持っていた枝野前代表は
2時間43分でした。

2018年7月:枝野代表 安倍内閣不信任決議案の提案理由説明・2時間43分
2024年3月:山井議員 小野寺五典衆院予算委員長の解任決議案の趣旨弁明・2時間54分

野党分散の中で市内の票数確保が課題

宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市では
山井議員が強いとは言えますが、
一方で町村は自民支持層の方が接戦まで追い込んでいます。

また5つの市では前回、
共産党の候補者が擁立されなかったこともあり、
今回は山井氏にも野党分散が影響あると思われます。

【山井議員が獲得された票数】
宇治市:38,883票
城陽市:16,577票
八幡市:12,509票
京田辺市:14,387票
木津川市:16,546票
合計98,902票

この5つの市から比例区で共産党に投票した票数は
以下の通りです。

【共産党に投票された比例区の票数】
宇治市:10,510票
城陽市:3,863票
八幡市:3,431票
京田辺市:2,836票
木津川市:3,023票
合計:23,663票

仮に差し引きますと、75,000票台です。

共産の支持層と山井議員が仮に分散したままですと、
このような事態に陥ります。

仮に75,000票ですと、維新の勢いが前回選挙と比べプラマイで
どうなるかは不明ですが、あえて言えば自民候補と大差ない結果となるでしょう。

もちろん自民にとっても、裏金問題の逆風と同じ保守政党の維新と参政党が
候補者を擁立されていますから、一概に自民が利するとも言えないでしょう。

候補者紹介(予想される顔ぶれ)

【現職】立憲:山井 和則(8期)
【比例現職】維新:中嶋秀樹(1期)
【新人】自民:園崎 弘道(京都府議4期)
【新人】共産:上條 亮一
【新人】参政:堀田悦子

自民候補は城陽市の京都府議会議員

対する自民党は京都府議を4期務められた園崎 弘道氏です。

園崎氏は城陽市で府議を4期務められ、
今回の衆院選に臨まれます。

城陽府議会議員としては約10,000票でトップ当選されましたが、
果たして山井氏にも
同じように票数で上回ることができるのか?

もし一定の票数を上回ることができれば、
京都6区でも勝利することが出来るかと思えます。

ただ前任者の自民党候補者の票数にもよるため、
果たしてどっちでしょうか?

まとめ

京都6区の山井議員が野党分散の中で、
もし勝利することが出来れば、
立憲民主党の中ではある意味
どの党にも依存することなく、
自党のみでリーダーシップを証明することができるでしょう。

特に共産党は京都の中で大きな力を持ちます。

京都市長選では共産が支援した候補者は
自民、立憲、国民の3党が支援した
現職を接戦まで追い詰めるほどです。

だからこそ京都6区、しっかりと見て参りましょう。 

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