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都知事選、維新票は何処に? 安定の百合子に対し石丸市長に勝機はあるのか?

維新、候補者擁立せず

先日の12日、小池百合子都知事が都知事選に出馬された一方で、
維新の会は独自候補者の擁立を見送られました。

前回は熊本県副知事で現職の衆議院議員である小野氏を擁立しましたが、
今回は断念されることになりました。

そのため維新の会の票は、主に石丸氏、小池都知事をメインに
分散されるかと思います。

読売新聞オンラインによりますと以下の通りです。

藤田幹事長は12日の記者会見で、候補者擁立を見送ると明らかにし、「知名度も実績もある方々に割って入って戦うのは非常に厳しい。力不足だ」と語った。維新は国会議員を軸に候補者を探したが、小池百合子知事と蓮舫参院議員という有力候補に対抗できる展望は描けず、「戦況を見た場合、擁立のメリットがない」(馬場代表)と判断した。

出典:読売 2024/06/12 都知事選、維新の藤田幹事長「静観する」…独自候補断念「割って入るのは非常に厳しい」

なお維新の会は上記の通り票の分散が見込まれますが、
蓮舫氏にとっても大きな課題があります。

連合に近い立憲支持層の票数が入らない危機

蓮舫氏にとってはズバリこれです。

すでに日本共産党、社民党の支持は多く得られましたが、
一方で連合に近い立憲民主党の支持は
小池百合子都知事にいくかと思います。

そのため仮定すると6割は蓮舫氏、2割は小池百合子氏
などに分散するでしょう。

・連合は小池百合子都知事支援
・自民、公明、国民の3党が小池百合子氏を支持

特に連合の事務局長の言葉を見るにやっぱり
蓮舫氏に行くことは極めて少ないでしょう。

立憲民主党の支持団体、連合の清水秀行事務局長は12日、東京都知事選に立候補を表明した立民の蓮舫参院議員について、共産党と一体となって活動しているとして「まるで共産の公認候補のようだ。受け入れられない」と批判した。共同通信のインタビューに答えた。

出典:2024年06月12日 47News 連合の事務局長、蓮舫氏を批判 「共産の公認候補のよう」

この様子を見るに、連合の支持よりも
反小池、反自民にフォーカスする結果における無党派層の
獲得を狙った戦略でしょう。

都知事選の予想を公表

今回の都知事選の結果は蓮舫氏の勢いの低下に伴い、
投票率は56.8%と予想します。

前回の都知事選がコロナで55.00%でしたが、
今回は蓮舫氏が反小池の支持層にアプローチできない可能性が
高いと予想します。

そのため以下の予想に変更しました!
ぜひダウンロードお願いします。

特徴としては前回は23区の半数に近い自治体で
蓮舫氏が票数を上回りましたが、
連合に近い立憲支持層が蓮舫氏から離反されることを
想定すると、世田谷や渋谷と中野、練馬が
4地域では蓮舫氏が上回ることになるかと思います。

【都知事選・最新予想】
小池百合子都知事:267万票
蓮舫参議院議員:212万票
石丸市長:112万票
清水国明氏:61万票
その他:45万票
・・・田母神俊雄氏、桜井誠、小林興起氏(10万票越え)

こんな感じになるかと思います。

結構、下位の方々の予想はしずらいですね・・・笑

支持基盤や支持母体、政策もわからないので、なんとも言えないです。

自公が支援して300万切れば十分なダメージ

今回の選挙において、蓮舫氏に200万票以上を許すかつ
小池百合子氏が280万票以下であれば、
前回の366万票、前々回の保守分裂の中での都知事選の票を
比べ、ダメージが大きいと言えます。

野党にとっても小池百合子から100万票近く票数を落とさせたことは
かなり成果であり、蓮舫氏に200万票以上取らせたことは
次の衆議院選でも大きな希望になります。

ただ今後、選挙は最後までどうなるかはわかりません。

なぜならまだ選挙は始まってすらないため、
これから支持基盤を固められたり、
応援演説に誰が来るかも重要でしょう。

・小池陣営は公明と都民、国民軸に動くと予想(自民は表立って動くことは少ない?)
・蓮舫陣営は立憲の都連(+野田元総理、枝野前代表)、共産党幹部、れいわ(?)メインと予想(立憲執行部の泉代表、岡田幹事長はどこまで動くかは不明)
・石丸陣営はひろゆき氏、ホリエモン氏の応援(?)と予想

こんな感じですかね。
都知事選面白そうですね!!!

※余談 へずまりゅうと黒川淳彦氏の票数

余談ですが、へずまりゅう氏と黒川淳彦氏の票数も予想します。

多分、99パーセント外れますが、お許しください。

へずまの票数分析

まず令和3年度の参議院山口選挙区の補欠選挙で
獲得した票は6,809票です。

これは全体の票数の約1.673%です。

そして豊島区の区議会議員選挙では381票を獲得しています。

さらに都知事選では30名以上の候補者乱立と、
後藤輝樹氏、黒川淳彦氏と被ることから、
全体の票数✖️山口補選の得票率✖️0.3かと思います。

なお前回の都知事選でホリエモンの元秘書だった斉藤氏が
5,114票であり、最下位の得票数は1,510票です。

そのため3万2,000票近くかと思います。

ただ後藤輝樹氏が前回の都知事選で2万1997票を獲得しているため、
今回まさかのこの二人が同数の票を得る可能性も低くないと言えます。

迷惑系に負けるのはなんかショックですよね。

真面目に政策を語る人が、不真面目に迷惑な行為をしていた方かつ
政策について取り組んでいない人の方が票を取る世界は
なんというか・・・辛い気持ちです。



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