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神奈川19区 米国下院スタッフvs横浜市議 勝つのはどっち? #42【選挙解説】


①神奈川19区のエリア

  • 横浜市

    • 都筑区

  • 川崎市

    • 宮前区

②念願の国政の切符を手に入れるのは誰?

神奈川19区は衆議院選挙における新設区です。
ですので現職はおらず、新人同士の戦いになります。
なお新設の選挙区は10増の部分で結構あるんですが、大体は国替えした代議士が擁立されています。
【新設選挙区の特徴】
埼玉16区 自民現職
千葉14区 立憲現職
神奈川19区 新人同士
神奈川20区 自民現職
東京26区 無所属現職
東京27区 立憲現職
東京28区 自民元職
東京29区 公明現職
東京30区 自民現職
愛知16区 公明新人
ですので要注目の選挙戦ですね!

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。



自民【新人】草間 剛候補(41歳)
国民【新人】深作ヘスス候補(38歳)
共産【新人】惟住 舜候補 (28歳)

④横浜市議vs米国下院スタッフ

まず自民党の草間剛氏に関しては横浜市議を3期務め、経済安全保障や地域の脱炭素化などの政策を推し進めました。市議を3期務めた政治経験が横浜市議であるため、横浜での地盤形成は有利な一方で川崎の宮前区にどうアプローチするかが課題となるかもしれません。
対するは国民民主党の深川ヘスス氏です。
深川氏はこれまで在日本アメリカ大使館での勤務や米国連邦議会下院議員外交政策担当など日米を重点とした政策通です。
そして内閣府国際交流事業ファシリテーター
や埼玉県知事秘書など日米政治以外にも日本の行政や地域を支えてきた敏腕のスタッフでしょう。
さらに昨年の参議院選挙にも出馬し惜しくも落選しましたが、25万票もの得票を有した実績もあり今回は生まれた神奈川19区で国政選挙に挑みます。
政策スタッフの経験で得たことをどう19区でアピールするかが注目です。
また日本共産党の惟住 舜氏に関しては3名の中で最年少の20代であり、野党としてのアピールが求められます。
日本の与党に対し野党として無党派にどのようなアプローチをするかがかかっているでしょう。
この神奈川19区では国民民主党の深川氏が連合での支援を得つつ、草間氏から川崎の宮前区を守りつつ、横浜市の地盤を切り崩していくがが問われます。
一方で草間氏も深川市が生まれた川崎市宮前区をどうアプローチしていくがが課題でしょう。
いずれにせよ注目の選挙戦ですね。


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