夫の料理#14 手作り皮でもっちもち 我が家の特製餃子
我が家の料理番長こと夫Rのレシピです。
朝一番、寝起きに彼は言いました。
「ギョウザ作りたいなぁ」
...
「食べたい」ではなく「作りたい」
料理好き男性の料理に対する姿勢、その深淵を垣間見たような気がします。
まぁ、食べたいから作るんだろうけど。
でも先に作りたいが来るところがなんだか可笑しくて。
とはいえ、
わが夫に限ったことではなく、
餃子作りは皮を伸ばす、包む、焼くといった作業が楽しく面白いということもありますよね。
特に包む作業は「家族みんなで♪」あるいは「お子さんたちにおまかせ!」というご家庭も多いのではないでしょうか。
このレシピについて、
皮に関しては食感と風味のバランスを研究し試行錯誤したものです。
夫R、何度も繰り返し作ってやっと納得の皮に辿り着きました。
肉だねにも風味を良くするための工夫があります。
それでは我が家の特製餃子をご紹介します!
材料
30~32個分
皮
・強力粉(たんぱく質12%のもの) 240g
・湯 150㏄
・打ち粉(コーンスターチもしくは強力粉) 適量
肉だね
・豚ひき肉 350g
・フェンネル ひとつまみ
(できればフェンネルシードを用意して、使う直前に粉末にする)
・塩 ひとつまみ
・黒コショウ 少々
・ごま油 10㏄
・玉ねぎ 1/2個
・ニンニク 1かけ
・酒 20㏄
・しょう 油20㏄
・サラダ油 適量
たれ
・しょう油 25㏄
・酢 20㏄
・ラー油 少々
※たれはお好みの物をお使いいただいても。
作り方
※皮作りは生地を1時間程休ませるため先に行う。
1.皮を作る。
大きめのボウルに強力粉を入れ、沸かした湯を加えてヘラなどを使って混ぜる。手で触れる温度になったら手で捏ねる。ひとまとまりになったらボウルから取り出して広い台の上で両手を使って捏ねていく。5分程捏ね続ける。ここまでの工程はスムーズに行うこと。捏ねた生地をボウルに入れラップをかけて常温で1時間休ませる。
↑ 強力粉に湯を加えヘラで混ぜ合わせる。
↑ ひとまとまりになったら広い台に移し両手で捏ねていく。
↑ 捏ね終わった生地。
↑ 常温で1時間休ませた後。
捏ねた直後と比べると表面がつやつやしています。
2.肉ダネを作る。
フェンネルシードを粉末にする。玉ねぎ、ニンニクはみじん切りにする。大きめのボウルに豚ひき肉、フェンネル、塩、黒コショウを加えておく。
↑ フェンネルシードを粉末にする。
フェンネルを加えることで味に奥行きが出る。
3.フライパンにごま油を十分に熱して玉ねぎとニンニクを加える。30秒炒めたら酒としょう油を加え1分煮る。これを熱々のまま2のボウルに加え、ヘラなどでよく混ぜ合わせる。ラップをかけて冷蔵庫で30分休ませる。
↑ 豚ひき肉、各調味料、炒めて調味した玉ねぎをよく混ぜ合わせる。
30分休ませるて肉に味をしっかりなじませる。
4.生地を切っていく。
1の生地を5等分にし、打ち粉を軽くまぶして、乾燥しないようふんわりとラップをかける。ひとつ取り出して、細長く棒状に伸ばし、6等分に切っていく。切ったものは縦に立てて上からかるく押しつぶして打ち粉をまぶす。この作業を繰り返す。
↑ 5等分にして細長い棒状に。
↑ 棒状を6等分に切り分け、縦にして上から軽く押しつぶす。
打ち粉をまぶしておく。
5.切った生地を丸く伸ばしていく。
細めの麺棒の端の部分を使い、生地を回転させながら丸く伸ばす。丸の端はやや薄く、中心はやや厚くなるよう伸ばす。
↑ 少しずつ、
↑ 丸い形に整えていく。
6.皮で肉だねを包む。
餃子1個当たり肉だねは10gを目安に。
皮に肉だねをのせて皮の端、半円分に指で水を塗り、ひだを作ってとじていく。
↑ 端半円分に軽く水を塗って。
↑ 包んでいく。
7.焼く。
湯(分量外)を用意しておく。フライパンにサラダ油を十分に熱し、餃子を並べ入れる。この時、餃子は適度な間隔をあけて並べること。強火で焼いて、餃子の底にきれいな焼き色がついたら、湯を適量加えて蓋をする。中火にして3~4分焼く。最後は蓋をはずして弱火で水分が飛ぶまで火を通す。
↑ やや間隔をあけて並べ入れる。
↑ 焼き色を確認。→ 湯を加えて蓋をし、さらに焼いていく。
↑ 水分が飛ぶまで火を通す。
8.たれの材料を混ぜ合わせる。たれはお好みのものでも構いません。
↑ 完成。
↑ 皮がもっちもちです。
出来立てを召し上がれ♪
皮のもちっと&程良い弾力、溢れ出す肉汁、さらにフェンネルの香りがアクセントとなり味わいに深みが増します。
さらにフェンネルには消化促進効果があるのも嬉しいところです。
夏休みも残り少なくなってきましたが、
家族みんなで餃子作りなんていかがでしょうか。
雨が降り続け、暑かったり涼しかったりめまぐるしく変わる日々ですが、皆さまどうぞおうち時間を健やかにお過ごしください。
夫の料理シリーズ。前回はこちら。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた。
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