知らない世界の言い分が聞けるねほりんぱほりん
いよいよ始まりました!ねほりんはぽりんseason8!
もう8ですよ!やっぱり世の中の人は自分の知らない世界のリアルの声を知りたいんでしょうね。わたしもだけど。
ちなみにねほりんはぽりんとは
モグラに扮した二人は視聴者が聞きたいことをズバズバ聞いてくれるし、ブタに変身した当事者たちはブタの安心感からリアルトークをしてくれる。
転売ヤー、派遣型風俗ドライバー、元刑務官、売れないホスト、サレ妻、サレ夫などなど、かなりディープな体験をしているであろう人たちがゲスト。
壮絶な体験、涙なくしては聞けないことなどかなりふか~いところまでリアルに語っているんだけど、なにせしゃべっているのがブタだから軽く聞けるのがいい。
モグラの二人も重くならないようにうま~く合いの手をいれているのもポイントなのかもしれない。
自分の周りになかなかいないような生活や仕事をしている人というのは、固定概念でついつい見てしまうというのもあり、やはり物事を判断するには一方の声だけを聴くのではなく両方の言い分を聞くのがよいというように固定概念で決めつけてはいけない。
その意味でもこの番組は固定概念を切り崩してくれる。Eテレって教育番組のイメージがあったが、こんな攻めた番組を作っているとはと驚き。
昨日のSeason8の1回目は「投げ銭」
YouTube自体あまりみないし、リアルにあってない人にオンライン上で、お金を投げて何が楽しいんだろうと思っていた。
たとえば、わたしが「ゆきんこ」で投げ銭をしたら
「あ!ゆきんこさんありがとう」
なんてきっと言ってくれるんだろうけど、それで終わりじゃないか!もったいない。以前NHKで「投げ銭で4000万円散財した40代男性」のニュースをみたときも、投げ銭で借金するなんて意味わかんな~いと思っていた。
今回はキャラクターに扮した女性何人かに投げ銭をしている男性と、一度見た瞬間ドストライクで恋に落ちてしまった男性に収入のほとんどを投げ銭に費やしている二人がブタ。
ちなみに配信している人をライバーというらしい。
男性のほうはライバーの反応やライバーをみんなで盛り上げる一体感、他のリスナーが自分よりも多く投げ銭していると闘争心が燃えるなど饒舌に語っているも、う~ん、やはりちょっと理解できない。
女性のほうは顔出しのリアルな人間な分、アイドルの追っかけレベルなのかなと思いきや、配信してくれてありがとうという意味で1回の配信で1~2万投げ銭するんだそう。特に相手の反応を求めているわけでもなく、感謝の気持ち。これもこれですごい感覚だ。
20万の手取りのうち18万を投げ銭に費やし、お金がなくなると1日1食にしたり、風呂に入らなかったり、動くとおなかすくから一日ベットで寝ているのだとか。そこまでストイックに生活を切り詰めてまで投げ銭するのはやっぱりよくわからない。
と思ったが、お金が足りなくなったらどうするの?の回答に
「じいちゃん、ばあちゃんにもらいにいく」
そ、それはわたしもやったかも。と思い出した。
沢木氏の深夜特急に憧れ、バックパッカーをしていた20代。
あれよあれよとお金がなくなり、帰りの飛行機代がどうにもこうにも捻出できない。
親に電話をして、怒鳴られながらも、シティーバンクに入金してもらった。
さて、帰国するかとATMで引き出すと、依頼した以上のお金が入金されている。
こ、これは!もう少し旅を続けられるかもと、ちょっとだけのつもりが結局また使い込み、2回目の電話。
さすがにお母さんの堪忍袋の緒が切れて
「もう海外で野垂れ死にしなさい。お母さんはもう知りません!」
と無視されるも、次の日再チャレンジするとじいちゃんが電話に出てくれた。
「じいちゃんが振り込んであげるから今度はちゃんと帰ってこい」
とじいちゃんが振り込んでくれたのだ。
さすがに今度こそは帰国をし、そのあともまた東京に行きたいからお金を貸してくれとお母さんに頼むも無視され、そしてやっぱりじいちゃんが出してくれた。
「じいちゃん、いつもありがとう!出世払いするからな!」
といったのに、結局1円も返金せぬまま、帰らぬ人となってしまった。じいちゃん、こんなだらしない孫でごめんよ・・・今はちゃんと働いて稼いでるから心配しないでおくれとこの場をお借りしてじいちゃんに感謝。
借金してまで投げ銭するなんて信じられない!生活できなくなるならどこかでセーブしろよとブツブツいっていた自分が、借金してまで旅行をしていたことを思い出す。
結局、金の価値観の違いなだけで、やっていたことは同じだった。
ちなみに金額をそのまま投げるだけでなく、アイテムを買って投げたりするのも流行っているそうだ。歌を歌っているライバーに
「打ち上げ花火~」
と歌った瞬間、花火があがるように投げ銭したり、ライバーが席をたっているときに投げ銭しておいてサプライズしたり。
そういえば、K-POPにはまっていたとき、手を振ってもらいたくて、ネーム入りのタオルを買ったりしたな。
は!やっぱり同じだ(笑)
今日も読んでくれてモタシャッケラム(ペルシャ語)
応援ありがとうございます!いただいたサポートは次回のブータン旅行時、キッズ僧侶たちへ日本のあめちゃんを大量に購入する費用にいたします。