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上手に書こうと思うなかれ

昨日メモはただ気になったこと、興味あることをメモしまくっても、結局、ふっと思いついたこの”ふっと”が一番役立つみたいなのをつぶやいた

というのも、昔のメモ書きノートが多すぎてそろそろ断捨離するかと作業始めつつもついつい読んでしまうという負の連鎖。掃除あるあるである。

しかし、手前味噌ながら、なかなかいいことを書いているときがある

「上手に書こうと思うなかれ!」

ものすごく大きな字で書いていた。覚えてないのだが、前後の文章を読むになにか大きな企画書を書こうとしているときにめちゃくちゃつまずいて自分に言い聞かせていたらしい。

あれから十数年経過し、ちゃちゃっと企画書が書けるようになったが、これは今でも心がけている

企画書のみならず、原稿を書くときに
「上手に書こう、かっこよく書こう」
と思った瞬間、指が動かなくなるのだ。
ライターと名乗ってるんだから、スタイリッシュでかっこいい文章を書きたい、書かなければいけないと自分にプレッシャーをかけると、ろくなことがない。

特に企画書なんて要を得た文章を書けば十分なのだ。凝る必要はまったくない。

肩こりするまでがっちがっちに力をいれるとよくわからない文章になる。結局は、先日内館牧子さんがおっしゃっていたように見出しやタイトルでひきつけ、文章は読みやすく。これが大事。

企画書に限っていえば、まずは十分に情報を集めること!取材も事前準備を怠らなければほぼ失敗しない。

あとは最近のハウツー本にもよくあるが以下4つがあればほぼOK!
1.テーマ 
●●企画など短く端的に
2.企画意図 
なぜこの企画なのか?自分の気持ちを素直に
3.企画背景
企画を取り巻く環境、現在のトレンド、ニーズなど簡潔に
4.企画の内容
内容を裏付けるデータがあればなおよし

この4つさえ入っていれば、まああとはトークで乗り切れる。

最後に殺し文句を入れればなおよしだけど、これを考えると頭がいたくなるからそれこそふっと思いつたら入れておく程度でOK!

慣れてくると、マグロ職人の鮮やかな包丁さばきのようにささっと書けるようになるはず。ってここまでくるのに、10年くらいかかったけれども。

要は習うより慣れろ。文章は書けば書くほど、慣れてくる。ということだ。

あともう一つ、PPTでもワードでも右揃え、センタリング、フォント統一などちょっとした手間で読む側の心証がよくなる

文章はちゃんと書いているのに、反応がよくないときは大体、見た目が原因のことが多い。
めんどくさいと思わずにちょちょっと手をいれるとすんなり企画が通ることがある。やっぱり見た目か・・・と思ってしまうが。

ということで、今日も上手に書こうと思うことなく、メモを見ながらささっと書いたのでここまで数分。そして、この古いメモは、noteに書き記したのでポイすることにする。

そういえば、英語も勉強だけしているときはしゃべれなかったのに、オーストラリア人を好きになったときから、しゃべりたくてしょうがなくて、文法そっちのけで単語つなげてしゃべりまくっていたら、しゃべれるようになったという体験も。

ハウツー本を読んだり、英語を勉強するだけでできてしまう人もいるが、わたしの場合は、もともとさほど頭がよろしくないので、やってやってやりまくることでしか身につかないタイプということが今更ながらわかった。

でも努力は嫌い(笑)

今日も読んでくれてカディンチェラ(ゾンカ語)
ブータンの人は英語が堪能な人が多いから英語でまかりとおるんだけどね。


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