アイスノンで頭すっきり起床
両親が東京に来るというので、ホテルを手配することになった。都内なのに、やれ大浴場が必須、サウナがないとくつろげない、サウナあるなら水風呂はないと汗がひかない、朝ごはんは和食がおいしいのがいい、ツインベッドは離れている方がいい=部屋広め、足が痛いから駅から徒歩5分圏内・・・なのに予算は一人15000円でと無茶苦茶なことをいう。
ホテルの価格高騰が問題になっているのを知らないのかと言いたい。特に東京は部屋が小さいアパホテルでさえ、朝ごはんをつけると2万円近くの設定だったりする。
アパホテルは駅近で、大浴場もあるし、朝ごはんブッフェもあるし、部屋は狭いけどいいだろうと思ったが予算オーバー。15000円じゃ無理だと匙を投げようとしていたとき、じゃらんスーパーセールのクーポン祭りが始まり、今まで溜まっていたポイントの有効期限が切れそうなのもありで、なんとサービスモリモリで人気のドーミーインが15000円でとれた。ラッキーすぎた。
正直、ツインベッドはくっついていたがそこは我慢してもらう。他の要望はすべてクリアしたのだから。サウナ&水風呂大好きの父は大満足。露天風呂まであったと大はしゃぎ。風呂上りのアイスに夜鳴きそばも堪能して、ご満悦だった。
わたしも風呂上りのアイスを物色。ガリガリ君のプレミアバージョンのパイナップルがあるじゃないか!と風呂上りにぺろぺろしながら、
「ドーミーイン、欲しいものをよくわかってらっしゃる」
と楽しんでいた。
するとお父さんもタイミングよく風呂から出てきた。
「なあ、あそこにあるの、部屋に持って行っていいのかな?」
何かと思い、エレベーター前にある冷凍庫をあけて見つけたのがアイスノン。
低反発だの蕎麦枕だの選べる枕はよく見るが、アイスノンをサービスをしているのは見たことがない。猛暑対策で新たなサービスを始めたのか。
冷凍庫の横に
「暑い中毎日ご苦労さまです。冷え冷え枕で頭すっきりの睡眠をお楽しみください」
とある。しかも、ご丁寧に枕カバーまで置いてある。ドーミーイン、やるな!
ということで、お父さん一つ、わたし一つと2つ借りることにした。
これがずっしりと重い。アイスノンってこんなに重かったのか・・・早速、枕カバーでぐるぐる巻きにして枕に置いてみる。固いかと思ったが、首にいい感じでフィットする。
さすがに冷房は切れなかったものの、設定温度28度にして、首元冷え冷えのいい感じの眠りについた。翌朝の目覚めもすっきり。しかも、7時間経過しているのにまだ冷えている。今までアイスノン使ったことがなかったがいい感じのソフト感といい、冷却持続時間の長さといい、なぜ今まで使わなかったのだ!というほどはまった。
猛暑を乗り切るいいグッズを教えてもらった。ということで、帰りの電車でアイスノンをぽちったのである。