大人のやり直し英語 ロードマップ(TOEIC900↑,英検,etc) Part.1 発音
英語学習において、何かしら目標目標を持つときにわかりやすい資格試験ですが、資格をとるにしろ取らないにしろ、英語を勉強していこうとするのであれば大切なことや避けてはいけないことがあります。
この連載では、あまり資格試験に固執することなく、私自身(エンジニアなので英語だけというわけにもいかず)が遠回りしながらも経験してきた自然と英語力を伸ばす方法について記事にできればと思います(なので無駄は弾いています)。
今回は、英語学習におけるファーストステージ。
発音の勉強法方法について記事を書いてみようと思います。
発音
どうしても日本の学校だと発音は軽視されがちです。が実は一番大切なのは発音なのです。
そのため、英語を始めようとする人は絶対に発音から始めた方がいいです。
日本語を習得してきた流れとしては、人間誰しも生まれて、音から入りますその後読むを覚え、最後に書くを覚えます。
そのためその順番で英語を勉強することで我々が日本語を学んできた過程と同じように英語を学習することができるのです。
発音を勉強しない方の中には、
「別に本を読むだけだからいいでしょ?」
「私は聞く専門だから」
発音を勉強していない理由は様々だと思いますが、、、、、
発音は英語4技能全ての根幹となる物なのです。
また、この勉強を行うことによって長く破れなかった様々な英語の壁を打ち破る原動力になります(資格試験、ニュース聞き取り、etc...)
4技能
スピーキング
言わずもがな、英語はコミュニケーションツールですから、しゃべることが目的なのです。
ここで一つ例をとってお話をしてみます。
「パーソン」
日本語だと、人ですよね。
が実際のところ海外の方にどのように聞こえているか。というと。。
「parson」
です(厳密には違いますが、こちらに近いと思います)。
ん?正解では?と思ったところで、ちょっと辞書を引いてみてください。
日本語訳に、牧師などとと出てくるはずです。
日本人がよく知っている「パーソン」は「person」です。aとeが違う
こうなってしまっては、会話がギクシャクしてしまい、会話が成立しなくなってしまう可能性があります。
この例は間違えても実はあまり恥ずかしくない例なのですが、、、
Sの発音を間違えると真逆の意味になったりして、相手を怒らせてしまったりすることも往々にしてあるのです。。例えばSitとShitなど(意味は調べてみてください)。
リーディング
お次はリーディングです、一見関係のなさそうなリーディングですが、実は多ありです。
しかも、このリーディングが発音や後の英語の下地になると言っても過言ではありません!!!!!!!
それにこれほどコスパの良い勉強方法はないのです。
本はせいぜい1000円で購入することができますし、下手な文法書を何冊も買うよりもずっと英語に溢れてます。
どのように読んでいけば良いのか?
とっても簡単です。音読はしないまでも、脳の中で正しい発音で読み続けるだけです。
日本人が英語を読む時は必ずと一定ほどカタカナ読み(いわゆるパーソンでであったりシー(she))になってしまいます。これでは一向に英語は上達しません。読めるようになった気がしているだけで終わってしまうのです。
リスニング
お次はリスニングです。
リスニングは一般的に耳の強化と思われる方が多いかもしれませんが、その意味合いともう一つ。
口を鍛えるのです。
英語を正しく発音すると、最初はめちゃくちゃ口が疲れます。
硬いものを何十分も噛み続けたように口の筋肉が重くなる感覚に陥るのです。
日本語は実は口の動きはあまり多くありません。そのため、英語でしっかりしゃべると疲れます。逆にしっかりと喋ってないと全くもって疲れません。
練習方法についてはここでは触れませんが、この疲れを実感できない場合はおそらくカタカナ発音して楽をしていますし、今後の英語の成長は望めません。
ライティング
最後はライティングです。
一番難しいと言っても過言ではないでしょう。
小さい子供と一緒で、書くことというのは一番最後なのです。
そのため、大人になってライティング(例えば日記とか)から始めてしまうとその難しさに挫折してしまうことが多いです。
というのも、ライティングには最大の難関。
スペル
があるからです。えーとaだったけなoだったけな。迷われる方もいらっしゃると思いますが
がこのスペルも実は発音を極めていくことである程度想像がつくようになります。
日本語だと月が付く漢字は臓器だなとかそんな感じです。
フォニックスというのがあるのですが、これも下の英語耳で学べます。
これを知ることによってある程度単語の読み方であったり、発音からスペルを推測することができるのです。
これらの礎となる発音が一冊で学べる英語耳
この本と出会わなかったら相当きつかったろうなと今でも思っています。
最強の本です。発音に関して、これ以外の本は入りません。これだけ購入しましょう。
それではどのように勉強していくのか?というところですが、
英語耳は発音に関して、大きく分けて、3つのセクションがあります。※本書ではリーディングやTOEICのことにも触れてくれていますが、それはセクションに含んでいません。
ここでは、最短経路を通れるように、重要なセクションのみ紹介します。
発音記号に沿って発音を矯正するセクション
辞書をみると、英語の発音記号がずらりと並んでいるが
pɑ́rsən
これは先ほどのparsonの発音記号。
発音を勉強しないと、この発音記号は一生読めず、単語の意味の半分が欠落することになる。
このセクションでは、この単語の発音記号を一音ずつ練習するパートになっている。音を分けるとこのように表現されこの音全てを練習することができる。
p の音
ar の音
s の音
ə の音
n の音
練習に際しては、舌の位置や歯の使い方など、日本人がハマりがちな内容が全て網羅されています。
ここのセクションををじっくりと1ヶ月くらい(1h/day)を目安で練習することがおすすめです。
付録にCDがついてますので、それを聞きながら音を真似する、口の動きを真似する。これを愚直に続けます。
口の動きが変わりづらい場合は、以下のYotubeで「英語発音」で検索してみて下さい。
苦手でわかりづらい音はこのように動画も利用するとわかりやすいと思います。
私は、personnにおけるerの音がいまいち掴むことができずYotubeの動画を徘徊しておりました。
それ以外の音は本書に載っている内容で十分纏まっていたので、この本だけを参照するだけですみました。
歌って練習セクション
発音の礎ができてきたら、今度は歌を使って練習してみようというフェーズに入ります。私は、カーペンターズのTop of The World を使って練習しておりました。あまりここには時間かけませんでしたが、ずっと歌っていました。
目安としては、1週間くらいで(1h/day)切り上げましょう。
フォニックスセクション
本書の最後の方に記載があります。量としては付録扱いなので、めちゃくちゃ少ないのですが、一覧になっております。
フォニックスとはスペルと音の結びつきです。ceだったらス
のようにあらかじめルールが決められているのです。
しかし、決してこの段階で覚えようとしてはいけません。
フォニックスはこれから出会う様々な単語との出会いの中で自然と覚えていくことが好ましいです。
今の段階でここに時間を費やしても、コスパは良いとは言えません。ただ、このフォニックスがあることは絶対に知っていて欲しいのと、今後part.2 part.3 と進んでいくにつれて必ずここに戻ってきますので、その時を待ちましょう。
まとめ
どうでしょうか、発音の大切さをわかっていただけたでしょうか?
発音は全ての根元となる
発音は英語4技能全てに必要
発音を極めないと、これ以上の進歩は望めない
発音を勉強するために英語耳を利用して、今後の英語ライフを楽しんでいただければと思います。
メンタもやっていますので、わかりずらかったりした場合は是非ご利用されてみてください。
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