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滋賀での生活が始まり気付いたこと〜お金?人間関係?〜

おはようございます。5/10に東京を離れ、滋賀での生活が本格的に始まりました。

引っ越し準備(準備〜荷解き)でバタバタしたことを言い訳に、
初回投稿から早速間が空いてしまい、意志力の弱さを感じています・・・。

家は母家と離れで別れてはいるものの、母と共に2世帯で生活することになります。母と会話する中で都会にはない、地方独特の人と人との結びつきを感じるエピソードがありました。

前提、母が暮らす母家と、空き家になっている離れがあり、後者の離れに私たち夫婦は住むことになっています。もともと離れは祖父母が暮らしていた場所で、5年前に祖母が亡くなって以降、空き家になっていました。
そこを住める状態にするために、風呂やキッチン、リビングなどの掃除が必要になるのですが、それを母の職場の方が手伝ってくれたというエピソードです。

手伝ってくださるにあたり、母はその方に対して、「日給を支払うから」ではなく「ランチを奢るから」という依頼をしていたようです。
私の感覚的に、よほど親密な仲でない限りランチを奢るから土日に家の掃除を手伝ってくれとなったら、何かしら言い訳をつけて断るだろうなと。
(私の心が狭いだけの可能性もありますが・・・)
にもかかわらず快諾し、5年近く放置された家の掃除をランチ1回分で引き受けてくださった同僚の方に対して、感謝と同時に示唆的な気づきの機会を与えてくださったなと、二重の意味で感謝の念を禁じ得ませんでした。

以下はこの出来事を踏まえた私なりの考えです。
人と人との間に生まれる関係性を都会(都内)と田舎(滋賀)を比較した時、お金(≒資本主義的な売買関係)の介在度合いに差異があるのではないかと感じました。

お金であらゆるものを交換できる都会と、お金ではなく人付き合いでカバーしていく田舎。
極端に表現すると、社会関係を円滑する手段が、

お金なのか VS 人間関係なのか

という2項対立で表現されるのではないでしょうか。

ただ両者は緩やかなグラデーションで表現されると思っており、私が引っ越した場所は中間やや人間関係寄り場所かなと。

人それぞれどういう環境が自分にフィットしているのかは様々だと思います。お金を稼いでそのお金を活かして効率的かつ合理的に生活していくタイプ、お金はほどほどに一定の不便さを人付き合いでうまくカバーしていくタイプなど色々あると思うので、自分に合った生き方とそれを実現できる環境を見出すことが、気持ち良く生きていく上では必要ではないかとUターンして、一番最初に感じたことです。

都会、もしくは田舎の生活に疲れた方、アンマッチを感じる方は両極の生活を体験してみることで気づきが得られるのではないでしょうか。




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