見出し画像

スマートホームの問題

ネットワーク経由で家電を操作できる、所謂「スマートホーム」の対応機器が我が家にもあり、その中のひとつがエアコンになります。東芝製のエアコンなのですが「IoLIFE」というネットワークサービス経由で、スマホやスマートスピーカーなどから操作をすることが出来ます。

このIoLIFEですが、アカウント設定をするだけで外出先からでも対応家電を操作できるという簡便さが最大の売りです。小難しいIPアドレスやポート開放などは行わなくていいのです。この機能を使って、帰宅前にエアコンの電源をネットワーク経由で投入して、自宅に到着する頃には部屋が適温になっているようにしています。

こんな感じで便利なIoLIFEなのですが、昨日、外出から帰宅する際に操作しようとしたところ、アプリを立ち上げてもIoLIFEにログイン出来ないという状態になっていました。「セッション切れでログアウトしているだけかな?」と思い、ログインしようとしたところ入れないのです。IDやパスワードは合っているのに、サービスに入れません。いろいろ試したのですが結局ログインできず、外出先からの操作は諦めました。

仕方ないので、帰宅後に通常のリモコンを使って電源を投入します。普段、スマホアプリから操作をしていたので、まずリモコンを探すところからです。リモコンを探し出して電源を投入したところ、何の問題もなくエアコンが起動しました。エアコン側の問題ではなさそうです。

こういう問題が発生した時にはツイッターで情報収集です。「IoLIFE」で検索をしたところ、私と同様にIoLIFEにログインが出来ず、操作出来ないというツイートが複数出ていました。どうやらIoLIFEのサービス側の問題のようです。

IoLIFEのサイトを見てみたところ、その時点では障害発生についての情報は何もなしです。障害発生時にそれについての情報提供が遅れるというのは、サービスとしては致命的なマイナス点だと思います。非営業日だとしても、障害発生を検知して「サービスに障害が発生している」というだけでも情報を出して欲しいところです。

ツイッターでいろいろなユーザーさんのツイートを見ると「ペット用にエアコンを遠隔操作しようとしたら操作出来ない」といった内容のものもありました。「高温みはり機能」を設定しておけば、IoLIFEのサービスとは関係なくエアコンの機械的な機能として、室温が高温になったタイミングで自動で作動させることがので、最悪の事態は避けられますが。

結局、日付が変わった今日の午前中に障害が回復したようで、IoLIFE経由での操作が出来るようになっていました。今回のことで感じたこととしては、サービスに問題が発生してしまうのは致し方ないと思いますが、その際にユーザーに対していち早く状況を提供する体制が整っていないのはダメだと思います。東芝さん、ここんところもう少し頑張ってくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?