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えりぴんく

 2021年2月27日、声優アイドルユニット「ピュアリーモンスター」から富沢恵莉さんが卒業されました。自分は声優やアイドルコンテンツよりもラジオ番組を追いかけていたこと、声優やアイドルコンテンツも多人数グループよりも少人数のグループを好んで追っていたこともあり「メンバーの卒業」というものを経験したことはそう多くはありませんでした。自分が卒業のタイミングを観れたのはprediaのれいちゃん、ルナルナ、ゆったん、あっきーの4人卒業の時、アクタリウムのなのちゃん卒業の時の2回だけでした。そして今回、えりぴんくの卒業を配信という形でしたが見届けることとなりました。今回は僕にとってのえりぴんくについて書きたいと思います。

最初はA&Gの番組から

 えりぴんくの存在を知ったのは、A&Gの番組だったと思います。当時、四六時中A&Gの番組を聴いていて、その中にえりぴんくが出演していたのが、知ったきっかけだったと記憶しています。アニラブでテーマ曲を歌うユニット「FAMILEA」というユニットを組んでいた時期だったと思います。

 ラジオでのトークも上手いし、歌やダンスのパフォーマンスも上手いし、凄いなぁと。それが、えりぴんくの第一印象でした。しかしながら、当時は「大量に聴いていたラジオ番組のひとつ」に過ぎなかったので、えりぴんくに対して、熱量をもって追いかけようということは無かったのです。
 そしてその後、気付いた時には、えりぴんくが姫イド隊に加入していたのです。

姫イド隊のえりぴんく、そして卒業

 当時はまだ姫イド隊に対してはそこまで熱量がなかったので、他のA&Gのラジオ番組と同じ目線で見ているといった感じでした。ライブもサタデーライブとA&Gオールスターのロビーステージでのパフォーマンスを観る程度でした。
 そんな中、たまたま文化放送サテライトプラスで観覧していたサタデーライブで、えりぴんくが年内で姫イド隊を卒業するということを知ります。

 この時もまだ姫イド隊に出してはそこまで熱量が高まっていなかったこともあり「あ、卒業しちゃうんだ…」といった感じでした。余談ですが、自分が姫イド隊に視線を向けるきっかけになったのは、アニラブ10期で学園祭学園とみかりんが同期となったタイミングです。10期のテーマ曲のCDをサタデーライブの会場で買い、特典のポストカードにみかりんからサインを頂いてお話ししたのが、ファーストコンタクトでした。その後「喋れ!学園祭」のイベントにみかりんが定期的に出る様になり、学園祭学園→みかりん→姫イド隊という経路で好きになっていったのでした。

ピュアリーモンスターのえりぴんく、そして

 しばらく間が空き、鷲崎健さんの「ヨルナイト×ヨルナイト」にえりぴんくと石飛ちゃんがゲスト出演した時に「あ!えりぴんくだ」と。それまで「アニラブのえりぴんく」「姫イド隊のえりぴんく」だったのが「ピュアモンのえりぴんく」になったのです。

 そして時は流れ2019年、新番組「富沢恵莉のぴんくれぼりゅーしょん!」の放送が始まったのです。

能動的にえりぴんくの番組を聴く様に

 今までは聴いていた番組の中にえりぴんくが出ていたり、えりぴんくの番組があったという様に、受け身の姿勢でえりぴんくのコンテンツを見聞きしていました。それが「ぴんれぼ」開始のタイミングで「えりぴんくのラジオ番組だから聴かなくちゃ!」という様に、能動的にえりぴんくの番組を追うようになったのです。「ぴんれぼ」は「ラムネプロジェクト」に関連した番組でもありましたが、このラムネプロジェクトで木曜ヨルナイトに湊元さんとえりぴんくの2人で出演されましたね。

 そして「ぴんれぼ」終了後に始まった「ラムネムララララムラムララジオ」です。

 えりぴんくと湊元りょうさん、2人での番組ということで「ぴんれぼ」以上に「これは聴かねば!」という具合に聴き入っていました。湊元さんと学園祭学園との関係性なども相まって、立体的に楽しめるラジオ番組になったなと感じました。ヨルナイトにも湊元さんとえりぴんくの2人でゲスト出演されてましたね。突如として鷲崎さんが出演したりなどもありましたね。

 そして、このタイミングでえりぴんくの番組に初めてメール投稿をして、9月16日放送回で採用していただきました。「親知らずを口腔外科で抜歯したら顔がペヤングみたいな長方形に腫れ上がった」というメールで湊元さんを爆笑させ、えりぴんくをカタカタ震えさせました。

 ラジクラカフェやピュアラジなどを散発的に聴く様にもなりました。そして、2020年8月9日に開催された「喋れ!学園祭」のイベントにみかりんとえりぴんくが出演され、その中で姫イド隊時代の楽曲「DIG DIG」を歌ったのです。

 みかりんはアクタリウムで姫イド隊時代の楽曲も歌っていましたが、えりぴんくが姫イド隊時代の曲を歌うことはさすがにありません。それがこのイベントのおかげで、みかりんとえりぴんくの2人による「DIG DIG」を聴くことが出来たのです。えりぴんくがいた頃の姫イド隊をそこまで追いかけていなかったこともあって、この楽曲披露はとても嬉しかったです。

そして2020年の暮れ、発表されたのがえりぴんくのピュアモン卒業だったのです。

えりぴんく、ピュアモン卒業

 この界隈には「推しは推せる時に推せ」という言葉がありますが、それを身をもって感じました。それまでにもprediaの4人の卒業や、アクタリウムのなのちゃんの卒業なども経験したりしていましたが、まさかこのタイミングでかと思いました。こんなことなら、ピュアモンの単独ライブにも行っておけば良かったなと感じても、後悔先に立たず。年が明けて仕事を解雇されるなど、私生活がバタバタして精神的に結構まいっていました。そんな中でも「ピュアモンのえりぴんくを観れる機会は残り少ない」と思い、現地参加は無理でも、せめて配信で参加しようと考え、スケジュールが合うものは出来る限り観ました。そして、最後の最後に滑り込みでネットサイン会に参加出来たのです。

えりぴんくの魅力

 ラジオのトークからも分かりますが、えりぴんくは全てに対して真摯です。歌や演技、ラジオのトーク、アイドル活動、その全てにです。どうしたら楽しんでもらえるのかということを真剣に考えられていますが、そういった努力をひけらかすようなことはされないのです。ラジオのトークの流れを見て、自分がどのようなポジションに立つべきなのかというチョイスや立ち居振る舞いがとても良いのです。パッと見ではエキセントリックなキャラに見えてしまったりするかもしれませんが、そういった部分についても、自らがどう振る舞えばより楽しんでもらえるのか、ということを考えての結果なのだろうなと僕は考えています。そして、そんな中で「えりぴんく」と「富沢恵莉」を行ったり来たりしていることがあることも魅力のひとつです。
「ラジオは感情のメディア」とよく言いますが、えりぴんくはラジオというメディアとの親和性がとても高かったんだなと思いました。ラジオで「富沢恵莉」を「えりぴんく」を知ったからこそ、その魅力に気づくことが出来たのだろうなと。

最後に

 先日、ここまで自分がえりぴんくを知ったきっかけや、僕の考えるえりぴんくの魅力を書いてきました。気づけば3000文字を超える文字数になっていました。アニラブのえりぴんく、姫イド隊のえりぴんく、ラムネプロジェクトのえりぴんく、ピュアモンのえりぴんく、そのどれも大切なえりぴんくです。そして、これから先にどんなえりぴんくが、どんな富沢恵莉さんが待っているのか、それがとても楽しみです。
 最後になりましたが、ピュアリーモンスターとしての活動、おつかれさまでした! 今後の富沢恵莉さんの活躍を楽しみにしています。

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