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291(ふくい)難病カフェプロジェクト、ガバメントクラウドファンディングにかけてみることに

いま、全国的に、「難病者の、難病者による、難病者のための、『難病カフェ』」が、定期・不定期開催で、実施されています(実際に顔を合わせてお話しする場や、また最近では新型コロナウイルス感染症の影響もあり、オンライン開催も増えています)。

でも、我が福井県(注:筆者は福井県福井市在住です)には、「難病カフェ」は調べた限りないみたい。

ということで、「291(ふくい)難病カフェプロジェクト」として、「福井県でも難病カフェを!!!」

そもそも難病カフェとは

難病カフェは、発祥はどうやら2016年頃の九州にありそうですが、「難病者」(指定・未指定問わず、「難病」と言われる病気を患っている人)が集い語らい、相談事や自分の話、病気の話や福祉の話、仕事の話やその他いろいろなお話しをする、若い難病者が主に集まる、ゆるいお話しの場(カフェとついているが、本物のカフェを借りる場合もあれば、会議室等で行う場合もある。また、常設ではなく、不定期・定期開催)(と、勝手に書きましたが、実際には「定義らしきものすら存在しない」ゆるさも特徴だったりします)です。

九州でやがて広まり、その後2020年頃には九州各県に加え、茨城や東京、大阪、徳島などでもあったようです。

2022年5月段階で私の独自調査ではありますが、25都道府県に「難病カフェ」があるか、あったみたいです。

あとは、独自調査や「難病カフェ」については、下記に掲載します「291(ふくい)難病カフェプロジェクト」のWebページの、資料の中でパワーポイントをPDFにしましたものの中に、「難病カフェとはなにか」を触れておりますので、ご覧頂ければ。

福井でも「難病カフェ」をやりたい!!!

そう、全国的に広がりを見せている、「難病カフェ」ですが、先述の通り、我が福井県には、「難病カフェ」はどうやら無いみたいなんですよね。
あれば参加するのに、と、超他力本願で、他の方が実施してくださるのを待っていたのですが、どうもやっぱり無いみたい(難病関連の機関に問い合わせてみたが、聞いたことないと言うことでした)。

それじゃ、最近は(複数の難病を抱えているが)難病が少し落ち着いている(といっても、薬飲んだり、必要時に酸素吸ったり、杖歩行だったりしてますが)私が、「福井で」「難病カフェ」を実施しようじゃないですか!!!やっぱり「福井でも『難病カフェ』をやりたい!!!」ですしね。

なぜ、この福井で難病カフェをやりたいか。そう、難病カフェ、結構地元ローカルネタ(病院環境や、各種福祉制度、支援制度などは、地域性があります。都市部はあるけど福井にはない、なケースもあり、ローカルネタが結構あります)があったりします。そのローカルネタを話すためには、(福井県内に「難病カフェ」がないからと他都道府県に行くより)地元で話せた方が良いわけです。
あとは、私自身、「難病カフェ」に相当救われた部分があります。病気で辛いとき、難病で苦しんでいたときに、都市部(東京とか)の難病カフェまで出かけていって、お話しをすることで、またリアクションをもらうことで、どれだけ救われたか。そう、その思いを、福井県内の難病者にも体験して欲しい思いがあります。
これらの思いから、今回「291(ふくい)難病カフェプロジェクト」を立ち上げました!!!

でも、思ったよりお金がかかってキツイ

でも、まずは1回目のお試し版として、「291難病カフェ(ふくい難病カフェ)お試し版!いっかいめ!#1」として実施をオンライン限定でしてみて、大好評をえましたが、費用的には全額私の自腹で、まぁオンラインだけにとどまるならそんなに費用はかからないのですが、告知やその他のWebページ作成費や、チラシ・ポスター作成費、印刷費にそれなりに費用がかかったんですよね。あと、各種関係機関調整の交通費も。

あ、「291難病カフェ(ふくい難病カフェ)お試し版!いっかいめ!#1」については、下記ページ参照です。

いま、障害年金は頂いておりますが、無職に近い(A型作業所こと、就労継続支援A型には行っていますが、雀の涙)ので、なかなか自腹で費用を捻出し続けることは、いくら(おデブちゃんなので)お腹が大きいとは言え、厳しすぎます、なのが現状でして。

あと、オンラインにはオンラインの良いところ、オフライン(会場方式)にはオフラインの良いところがあり、それぞれの難病のスタイルで、参加しやすい方法が変わってくると思うんですよね。その両方のいいところを取った、「ハイブリッド型難病カフェ」をできれば「291(ふくい)難病カフェ」では目指したい。

そのための費用を試算してみたら、これは自腹では無理だわ、な金額になり、諦めようとしていたところもあります。

「291(ふくい)難病カフェプロジェクト」、坐礁か?

そこに救いの手、ガバメントクラウドファンディングの可能性が?

それでも悪あがきして諦めの悪いのが私。なにか方法がないか考えていたところ、「ミラカナ」という、福井県ローカル(寄付は福井県内だけでなく、全国から可能)なクラウドファンディングに尋ねあたりました。
早速担当者にコンタクトを取ったところ、お会い頂きまして、詳しくお話しを伺うことが出来ました。
でも、この段階では、正直厳しそうだなと言う印象で、また諦めかけておりました。

で、この担当者さんから、今度「ミラカナ」のオンラインセミナーがあるから、視聴してみてはとアドバイスを受け、当日視聴してみました。

そうしたら、その中で、福井県の方が、「ガバメントクラウドファンディング」というかたちで、「ふるさと納税を利用した」「お財布に優しい(所得にもよりますが、実質2千円で寄付が可能)」「地域貢献型のクラウドファンディング」を紹介されていて、これ使えない?と思って、

即断即決な私は、セミナー修了後すぐ、福井県庁の担当課に電話して、詳細をお聞きし、そして翌日にはお会いしてこちらの計画をお話しし、詳細についてもお伺いし、利用可能な可能性が高い、ということで、ガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税を利用した寄付)を利用させて頂く方向性にしました。

ガバメントクラウドファンディングって?

聞き慣れない言葉かも知れませんが、ガバメントクラウドファンディングとは、国や地方自治体(都道府県や、市区町村)が主体となって行うクラウドファンディングで、「ふるさと納税」の仕組みを使えるため、寄付について、寄付金控除のかたちで、収入にもよりますが、寄付金額マイナス2千円が翌年の住民税から控除(差し引き)されるため、実質2千円で寄付が出来てしまう!という仕組みです。
都道府県市区町村の審査を経た上で公開されるので、ある程度しっかりした内容の(あと、目的も福祉や観光や地域振興などいくつかに限られる)クラウドファンディングとなります。

ガバメントクラウドファンディングで受けられる、「寄付金控除」(ふるさと納税利用)って?

ガバメントクラウドファンディングでは、次の要件(条件)を満たしている方については、「寄付金控除」(ふるさと納税)と申しまして、寄付頂いた金額から2千円を差し引いた額(寄付額ー2,000円)(寄付額は所得によって上限あり)が、翌年の住民税から控除(差し引き)されます。ですので、実質、2千円で寄付を(所得にもよりますが)することが出来ます!!
※ただ、福井県内の方にはリターン品はお渡しできません。福井県内の方も、「ふるさと納税」を利用して、自己負担額2千円(所得により上限あり)でご寄付・ご支援頂けますが、リターン品は福井県外の方のみになります。といっても、今回のプロジェクトは難病者の福祉的な要素が強いため、リターンは実施報告書などで、あまり「物」にする予定はありません。

  • 日本国内在住であること(福井県内はもちろん、福井県外の方もOK!。「ふるさと納税」でのリターン品はお渡しできませんが、福井県内の方も2千円のご負担で寄付ができます!!!)←日本国内在住で日本国内のどこかの市区町村に税金を納めていることが条件になるので、日本在住要件になります。

  • その年の所得があること(住民税が課税される状態にあること)(住民税から所得控除、差し引きされますので、所得が無いと差し引きできないためです、ごめんなさい。でも、クラウドファンディングには所得が無くても参加可能です!!)

  • ガバメントクラウドファンディングサイトからの申し込みであること(一度、福井県の方に寄付金を納めて頂き、そちらからプロジェクトへ頂くかたちの場合のみ、寄付金控除(ふるさと納税)が受けられます。直接の場合は寄付金控除(ふるさと納税)は受けられません、ごめんなさい。)

ふるさと納税とあるけど、福井県に縁とかはないけど(福井がふるさとでは無いけど)・・・

ふるさと納税、という名前が付いておりますが、福井がふるさとでなくても、福井に縁やゆかりが無くても、福井に、または、この「291(ふくい)難病カフェプロジェクト」に寄付を(支援を)、という方でしたら、日本国内の方であれば(日本国内のどこかの市区町村に住民税を納める方であれば)、ふるさと納税の仕組みを利用できます!福井県内の方ももちろん「ふるさと納税」の仕組みを利用してご寄付・ご支援頂けます!!!

詳しくは、「291(ふくい)難病カフェプロジェクト」Webページをご覧ください(参考資料あり)

で、ついに今日(2022/06/23)いよいよ申請書を提出!

で、とりあえずは1回、「お試し版!オンライン」な「291難病カフェ(ふくい難病カフェ)」を実施してみて、感触が良かったので、費用を捻出すべく、また継続して事業が出来るように、頑張って書類(4種類。事業申請書や計画、予算案など)を作って、本日提出しました!!

詳しくは、こちらのリンクを。

今後の流れとしては、書類の審査を経て、OKということであれば、クラウドファンディング(ふるさと納税を利用したクラウドファンディング)のサイトに掲載され、みなさまからのあたたかいご寄付を募るかたちになります。
そして、このガバメントクラウドファンディングは、予定額に達しなければ全く成立しないタイプですので、予定額に達したら、今後「291(ふくい)難病カフェプロジェクト」を遂行していくかたちになります。残念ながら予定額に達しなければ、「291(ふくい)難病カフェプロジェクト」は終了させて頂く予定にしています(さすがに自腹で継続は厳しいので)。

まだ、審査中で、ガバメントクラウドファンディング(「福井県のガバメントクラウドファンディング」)に載るかどうかはわかりませんが、無事クラウドファンディング開始となりましたら、またこちらnoteでもご報告しますので、ご協力、あたたかいご寄付(ふるさと納税を利用なので実質2千円で寄付が可能なのでお得!)お願い致します!!

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