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#声が枯れるまで泣いた日
その日は突然やってきた。〜介護職員が介護の仕事を辞めたその後②〜
↑①は上からどうぞ。
どれくらい泣いたのだろう。
辺りがすっかり夕暮れになる頃、がらんとした父の家に1人、立ち尽くしていた私は、あんなに毒親で大変な思いをしてきたはずなのに、解放されたはずなのに、孤独感に苛まれていた。
小さい頃、離婚という親の都合により、母と妹が突然居なくなった、あの日のように。
もう、この世に母も居ない。父も居ない。
妹は、両親を上回る毒妹で事情があり、縁を切っている
その日は突然やってきた。〜介護職員が介護の仕事を辞めたその後①〜
…話が時系列でなく、3年と3ヶ月前に飛んでしまうが…。
介護職員(私)が介護の仕事を辞めた後、一番ぐるぐると様々な事を考えた日の事を、書こうと思う。
…私は、介護職員を辞めて既に3年が経過していた。
某市の保育関係施設の事務局の局長という仕事をしていた。
局長の仕事は多岐に渡り、労働環境を市内で均一にする(規約だけではなく、実際の業務も)事。
元々は、個々の保育施設が個人事業主のような形