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昔の仕事のお話

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#マネジメント以前の問題

貴方が思うより、心配しているし貴方が思うほど、全く同じ気持ちではない。

むかし。

例の某ぬるま湯有料老人ホームに、私が入社したての頃。

かつて私が居た、超大手グループ。

この施設は、そのグループの 元フランチャイズ施設だった。

超大手グループは大好きなのだが、いかんせん家から遠い所ばかり。

まだここは、家から近い方だし、駅からすぐ。

しかも、元フランチャイズならば、

さぞかし運営はしっかりしているだろうと信じて入ってみたら

見事に裏切られた。

いや、

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自分で考える事ができない人間を作ってるのは、管理職だ。

むかし。

ぬるま湯な有料老人ホームでのお話。

ここのマネジメントエピソードは事欠かない。

勿論、悪い意味で。

私が、夜勤も独り立ちして間もない頃。

他職種から転職してきた、Nさんという先輩職員が居た。

Nさんは、私より5つ年下なのだが、この職場の男性職員の中では上から二番目の年齢。

介護経験はこの職場でしかないが、フレンドリーなキャラクターで、兄貴的存在ではあった。

しかし、小狡い

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入居させたの誰?の問いに違和感しかない。

むかし。

同じく、某有料老人ホームでのお話。

認知症の大柄な男性、T様が入居された。

この施設では、認知症の対応を本当の意味できちんとできる職員が少なく、みんな逃げ腰。

あるいは、仕事したくなくて暇つぶしみたいな感覚で対応する。

認知症の方は、とても自分にどのような気持ちが向いているかを敏感に察知するので、不安定な感情をむき出しにされる。

T様は、嫌だと、叩く事もあるという。

私は、

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