親を捨ててもいいですか?

先程、NHKのクローズアップ現代でやっていた。

いくつもの、共感できる気持ち、重なる境遇、言葉、立場があった。

私は、このフレーズを聞いても、何も驚かない。

なぜなら、私もそう思っていた人間の一人、だった、だからだ。

なるほど、そうだよね、

わかる。

すんなり、体に入ってくる。

何の違和感もない。

1ミリも、疑いの心など持たない。

むしろ、そう思ったことない人に、私は驚く。

毒親の元で育った人間ならば、皆、同じ気持ちを抱いているに間違い無いと思う。

もっと踏み込んでいうと、

親を捨てる、

というフレーズならば、私個人的には、まだ全然優しい言い方だと思う。

、、、、、。

同じ境遇の人なら、言いたいことが伝わると思う。

本来、守ってもらえるべき人、我が親から、守ってもらうどころか、自ら立ち上がれないほどに、ありとあらゆる暴力を駆使して、愛すべき我が子を、ずたずたに傷つけて、その心身が修正不能になるまで破壊しても、そちらの親はのうのうと生きてる。

毒親への恨み、憎しみは、その相手が死ぬことだけで、消える、なんて、そんな生半可なものなんかではない。

その言い表せない苦しみは、自分こそが、死んだときに、きっと無の境地に入り、そのすべてを忘れることができ、赦すという形になるのだろう。だから、苦しんだ自分が死ぬまで、親を赦すことはない、赦すということが、できない。という気持ち。

私の場合は、そうだった。

だから、死ぬほど闘った。親とね。

その気持ちが、治療によって、少し改善した。

その代償として、全てを捨てた。

プライド、人の目、近所の目、普通、年齢相応の生き方。

すべてを捨てて、全力で闘った。

両親とね。

生きてるうちだけだから。

時間を取り戻せるのはね。

後悔のない、生き方を。


つづく。。

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