親を捨ててもいいですか?
先程、NHKのクローズアップ現代でやっていた。
いくつもの、共感できる気持ち、重なる境遇、言葉、立場があった。
私は、このフレーズを聞いても、何も驚かない。
なぜなら、私もそう思っていた人間の一人、だった、だからだ。
なるほど、そうだよね、
わかる。
すんなり、体に入ってくる。
何の違和感もない。
1ミリも、疑いの心など持たない。
むしろ、そう思ったことない人に、私は驚く。
*
毒親の元で育った人間ならば、皆、同じ気持ちを抱いているに間違い無いと思う。
もっと踏み込んでいうと、
親を捨てる、
というフレーズならば、私個人的には、まだ全然優しい言い方だと思う。
、、、、、。
同じ境遇の人なら、言いたいことが伝わると思う。
本来、守ってもらえるべき人、我が親から、守ってもらうどころか、自ら立ち上がれないほどに、ありとあらゆる暴力を駆使して、愛すべき我が子を、ずたずたに傷つけて、その心身が修正不能になるまで破壊しても、そちらの親はのうのうと生きてる。
毒親への恨み、憎しみは、その相手が死ぬことだけで、消える、なんて、そんな生半可なものなんかではない。
その言い表せない苦しみは、自分こそが、死んだときに、きっと無の境地に入り、そのすべてを忘れることができ、赦すという形になるのだろう。だから、苦しんだ自分が死ぬまで、親を赦すことはない、赦すということが、できない。という気持ち。
私の場合は、そうだった。
だから、死ぬほど闘った。親とね。
その気持ちが、治療によって、少し改善した。
その代償として、全てを捨てた。
プライド、人の目、近所の目、普通、年齢相応の生き方。
すべてを捨てて、全力で闘った。
両親とね。
生きてるうちだけだから。
時間を取り戻せるのはね。
後悔のない、生き方を。
つづく。。
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