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多国籍企業で働く私が感じた「コミュニケーションの壁」と「乗り越え方」

海外就職を目指す方が1番不安に思うこと。おそらく英語力ではないだろうか。私自身、5年くらい前まで全く英語が話せず、就職活動でも苦労したので、「帰国子女だったらな…」「親が留学にでも送ってくれていたらな…」と何度思ったかわからない。

しかし、実際に働き始めてみると、英語以上の「コミュニケーション」の部分で苦労していることに気がついた。文化の違い、有効なアサーション、社内政治、成果のアピールなどは、日本とアメリカで全く違うなと感じる部分であり、実際に最近も頭を悩ませていたので、自分の経験とどう対処したかを、備忘録的に綴ってみたいと思う。(完全に私の主観であることや、チームや会社によって状況は大きく異なるであろうことはご理解いただきたい。)

多国籍企業への入社と葛藤

私のチームは全部で12人なのだが、もちろん日本人は私以外におらず、アメリカ・中国・インドなど様々な国出身のメンバー構成である。2023年9月に入社した私だが、昨年は度重なるプライオリティ変更・スコープ変更に悩まされた。

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