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冬のご馳走、カスレ。

白いんげん豆を煮たのは、カスレを作りたかったから。
カスレのために、鴨も買いに走りました!

以前、料理教室でもご紹介しました。
調べてみると2012年12月。
この時は6品、結構頑張って作ってましたねえ。

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カスレはフランス・ラングドック地方の郷土料理です。
ビストロなどで何度か食べたことがありますが、カソールと言われる土鍋で、塩漬けの豚や羊や鴨やアヒルやガチョウのお肉といんげん豆をことこと煮込んだもの。

日本の家庭では、アヒルやガチョウは難しかろう、ということで、レッスンでは塩豚と鶏の手羽元、鴨肉にソーセージを使いました。
今回も、ほぼ、そのレシピで。

塩豚、レッスンでは1週間塩漬けしたものを使いましたが、今回は2日目でちょっと拝借。
鹿児島・ふくどめ小牧場の皮付きの豚バラ肉ブロックです。
皮に金串で穴を開けて、ポルトガルの粗塩とマイブレンドのハーブソルトを混ぜてすりこんだもの。
私はそのまま冷蔵庫に入れちゃいます。
豚肉から水分が出てくるので、余分な水分はそっと押さえて取り除きます。

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塩豚、今回は棒状にカットしました。
肉類はしっかり表面を焼き付けてから煮込みます。

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トマトの水煮をミキサーにかけたものも入れて、さらにくつくつと。
白いんげん豆とソーセージも加えて更に煮込んだものを耐熱容器に入れて、パン粉をふりかけてオーブンへ。

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最後にイタリアンパセリをパラパラと。

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マッシュルームのサラダと、ルタバガのスープと。
ルタバガ、ご存知ですか?

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スウェーデンカブとも呼ばれるようで、そのまま食べると少しピリッとした風味があります。
私は水から茹でて、潰してミキサーにかけて牛乳で伸ばしました。
火が入るとほんのり甘くなって、ほっこりするお味です。


多めに作ったカスレは、1日あけて、お残りを再び。

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塩豚がいい仕事してくれてます。
脂の部分がとろりととろけるように、甘い!

白いんげん豆のサラダは、イタリア在住のkaorinaさんのお勧めで、ツナと玉ねぎ、それにセロリをプラスしてみました。

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まだあるクワイは、ニンニクとアンチョビと合わせて、アヒージョ風に。
ほくほく、ワインにぴったり!

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カスレと一緒にオーブンに入れちゃえばよいので、楽々♪
寒い季節は、煮込み料理やオーブン料理が大活躍です。


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