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「ハイヤーセルフ・ジャーニー〜旅で癒されるココロ〜」12 奄美大島編 土地のエネルギー

その土地のエネルギーってあると思います。


4年余り前、仕事の研修があり奄美大島へ行きました。もちろん一人旅。奄美空港へ降り立ち、空港のロビーの椅子に座っていました。


すると「研修に参加されるんですよね。ご一緒してもいいですか?」と声をかけられました。若い女性でした。研修の時間までノープランだった私は「是非ご一緒しましょう」と答えました。


会場のある名瀬市まではバスで1時間余りかかります。研修が始まるまで時間があったので、バスに乗車し、奄美パークで下車。


奄美の歴史や暮らしなどを体感したり、バスに再び乗って鶏飯屋さん近くで下車して鶏飯を食べたり。途中下車しながら名瀬市に到着しました。


職種が一緒ということもあり、話が弾みます。普段どんな立場で仕事しているのか、そこで感じる大変さややりがい。


ほんの2、3時間前までは全く知らない人同士がお互いの話をする。これが旅の持つ魅力であり、醍醐味ですね。


その研修会、全国大会だったので日本各地からたくさん人が集まっていました。


私と知り合った若い女性が福岡県から来られた私より少し年齢が上の女性とお知り合いになり、3人で名瀬市の繁華街へくりだしました。


食事してお酒飲みながら仕事のこと、プライベートのこと夜遅くまで語り合いました。「これ家族には内緒なんだけど…」そんな内容も飛び出します。


気兼ねなく話が出来る。日常の中では案外難しいですよね。年代も違う、人生ステージも違う今日知り合った女性3人が自分の思いを話すすごく素敵な女子会だったと思います。


今になって振り返ると、土地のエネルギーがそうさせていたんだろうなと思います。



奄美大島が持つ人を出会わせる力と解放感と。だからこそ普段出来ない話が出来るのかと。(4年後奄美大島へ再来することになり、その思いが確信になりました)

もう1つの出会いが田中一村の絵。

奄美大島滞在最終日、奄美パーク内にある田中一村記念美術館を訪れました。名前は存じ上げていましたが、実際の絵を見るのは初めて。

奄美の世界観に引き込まれました。田中一村は50歳で奄美に移り住み、生涯奄美の自然を描き続けました。移り住む前の絵を展示してありましたが、明らかに違う絵です。同一人物が描いたとは思えないほど。

奄美が持つ土地のエネルギーと田中一村の魂が出会って絵が生み出されたのだと思いました。旅で少しだけ奄美の自然を垣間見て、そんなことを感じました。

私も奄美大島の土地のエネルギーに魅了されている1人です。

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