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つれづれエッセイ

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創作関連覚書だけど、おそらく書評とかネトフリ感想とかも入ってくる、そういったもののまとめ。
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2024年7月の記事一覧

健康

健康

「自分、風邪ひかないんだよね」

っていうと、風邪ひくらしいが、私も熱が高く上がる風邪をひいた覚えがこの数年無い気がする。一度だけあった。もちろんコロナを疑ったんだけど、一晩で熱が下がってしまって、その後もけろり、という感じだったので、特に検査もせず。

育ての親であった祖母が、風邪でねこむのは10年に一度ほどだった。ほとんど記憶にない。祖父もないなあ。とにかく元気であった。認知症になって次第に衰

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まとまらない

まとまらない

遺族厚生年金の話、なんかもうじわじわ来ており、言いたいこともうまくまとまらない。

最初から「女は働かないで無知で無力で無邪気で控えめで、男に選ばれてさえいれば、幸福になれるんだよ」みたいな家父長制的洗脳、しなきゃよかったじゃん。途中でほおりだすくらいならさ。

という話に尽きる。なんでずっと、「働いている女は生意気でモテないブス
!!」て言って、働きたい女性を社会全体で叩いていたんだよ。あの頃。

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『キャリバンと魔女』読書感想

『キャリバンと魔女』読書感想

昨日紹介した『戦争と資本』における内部植民地化の詳細はこっちの本。著者のフェデリーチは昔からのフェミニストなせいか、とても読みやすかった。ラッツァラートと比べれば、だけれども。

マルクスの言う内部植民地化=世界内戦には、魔女狩りがある。魔女狩りは資本主義につきものの本源的蓄積であり、それは女性に対して起こされた戦争の形をとるんだよ、という話。だからこの本は、フェミニストが書いている政治経済学の書

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『戦争と資本』読書感想

『戦争と資本』読書感想

あまりにも難しい本で目が滑る。って感じの、政治経済学の書籍だ。書いているのは哲学者二人。簡単に言うと、

世の中の人は戦争の対義語は平和だと思っている。しかし実際は、軍事が動く戦争をやっていない時期、と言うのは平和というより、資本による別の形での戦争=収奪が行われているんだよ。それを世界内戦と呼ぶとする。多くの人たちは、世界内戦を認識できていないんだ。

みたいな話だったと思うのだ。

1492年

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Simカード

楽天のSimカードを使ってiPadがネット開通。今まで家のWi-Fiオンリーだったのだが、子供スマホに使っていたSimカードをiPadに使い回した。遅い。設定にものすごく手間がかかった上に遅い。動画はおろか画像もメタクソに表示が遅い。画像アップロードなんか出来ない。これはテスト投稿なんだけど、SNSもできない勢いで遅いのだ。note投稿はできるのだろうか。

反脆弱性

反脆弱性

そういや若い頃恋愛モノが描けなくって心身ぶっ壊してましたわ、みたいな話をここのところしていたんだけど、それは自分の無意識とのつきあいかたが理解できていなかったからだ、というのもある。

漫画は精神分析の箱庭療法と同じで無意識の表象が出るんだけど、それが無意識の表象である、と気づくことじたいが難しい。商業漫画には無意識の表象じたい、なかったことにされているからだ。

でもなんか今、現場にいると、そう

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たりないふたり

たりないふたり

Creepy Nutsの『たりないふたり』って言う曲が、今読んでいる本に内容が似てて、すごい、と思っている。

「なにかがたりない」と思っているふたりの歌、なんだけど、現代人の病理……ってかんじがする。そう思うのは、最近私が読んでるのが資本主義関係の書籍だからだ。こんなかんじでさ。

まだつまみ読みしかしていない。高いのに買ってしまったわ。Amazonの紹介文を転載しておく。

ネット依存や性依存

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