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歯科というお仕事とは、

こんにちは。
本日もお読みいただきまして、
どうもありがとうございます

こちらは、歯学部を目指す学生、若い歯科医師や、
歯科医師の卵の先生方向けに書いています
私は40代、地方に住む、独身の女性院長です
今日は学生時代から現在に至るまでの人生を振り返りながら、
歯科医師として活躍するためには、「これがいいよ」というのを
「おはなし」していこうと思います
とはいっても、成功話ではなく、失敗談を話していこうと思います
私は私立大学の歯学部を卒業しました
高校までは、公立校へ通っていました


今日は、このお仕事の「歩き方」というか、
日常の過ごし方について少しお話をしようと思います

社会には、たくさんの職業があり、
その一つ一つが連携をして、社会が成り立っています

私は、歯科医師という職業を選択しました

歯学部を卒業した後の、進路としては、
おおまかにこういう道があると思います

①医局講師、大学の講座の一員となる
②親の診療所を継承する
③自分で開業する
④診療所の勤務医として従事する(パートも含む)
⑤総合病院(口腔外科)に勤務する
⑥ライオンみたいな大手メーカーに就職する(研究職など)

卒後研修をすませて、さて、この後どうするか?
という時の選択肢です

最近はさらに、専門性が高まっているので、
自分のクリニックを持たずに、全国の診療所へ、
週に1回とか、月に何回とか契約をして
矯正医、口腔外科、エンドなど専門医として
全国の診療所を、移動しながら従事する
そういう方法もあるようです

さて、あなたはどのような選択をしますでしょうか?

どの選択をしても共通であることは、
学会、スタディグループなど「生涯学習」です

学校を卒業しただけの知識だけでは、
あらゆる患者さんの、口腔に関する相談事に対応できません

治療も日進月歩

それに順応し、新しいものと、基本を崩さないことの
バランスをとりながら、研鑽を積む仕事なのです

週末は、勉強会やら、経営者なら診療以外の経営業務
学会参加、学会発表ならなおさら気合を入れて過ごさないと
いけないでしょう

本を読んだり、調べごとをしたり
PCデスク作業をしたり、手を動かしたり
とにかくそういうことが好きなら、この稼業は向いています

私は、自分が歯科に向いているかどうかは
未だにわかりませんが、
「勉強が好き」、「知らないことを自分で解決したい」
「自分の知識や技術で誰かが助かるならば」という気持ちで
週末の休みに本を読んだり、PCに向き合ったり、
出張に出かけたりなどをして、学ぶのは楽しめています

自分の歩いてきた道が、轍になるまで、20年くらい
かかるものなのかなと私は思います

上記の進路のほかに厚生労働省の試験に合格して、
役人になった人もいましたし、
医療系弁護士になった人もいます。
私の同級生の数人は、今、大学教授になっています。

数年前に、自分と違う選択をする同級生の行動に
なぜ?や、自分はこれでいいのだろうかと不安に感じたり
する時期もあるでしょう

あなたが、学ぶことが好きならば、
それぞれの活躍する環境で、歯科というスキルを
役立てたらいいのです

ゆとりや、働き方改革の推進などある時代ですが、
病気も治療の技術も、材料も、人の幸福へ価値観など
時代とともに変化していきます
それに合わせて、生涯学習し、
その知識と技術を患者さんへ提供することこそ
貢献活動です

ライフワークバランスも大切ですが、
学ぶことには時間が必要です

あなたは、学ぶことに時間を作ることができますか?


(まとめ)
新しいことを勉強してると世の中は怖くありません。
何もしないで、じっとしているから、怖くなるんです。

林家彦六








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