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書くことで少しだけ、救われるような気がして。

感情の行き場がないことが、一番しんどいのかもしれない。

怒りとか悲しみとか悔しさとか。表に出せたり、誰かにぶつけることができるほうがまだましで。「どうしようもない」と頭では理解するけど感情が追いついていないような、でも追いつかせなきゃいけないような状況のとき、その感情たちの行き場はどこになるのだろうか。

わかってる。わかってるんだよね。どうしようもないことは。
自分だけがどうしようと思ってるわけじゃないことも、どうしようと言っていても仕方ないことも、だからできることを考える必要があることも、わかってる。

それでも「どうしよう」と思ってしまう。それはきっと、そんなに悪いことではないはずで。行き場のない感情たちの着地点をつくってあげることも必要で。


つまるところ、「書きたい」と思ってしまったんだよなぁ。

ここに具体的なことが書けるわけじゃない。だから具体的な解決策やアイディアを導けるわけじゃない。劇的に何かが良い方向に進むわけじゃない。

それでもなんだか書くことに向かってしまうのは、この心の中にあるずっしりとくるものを、ほんの少しでも減らしたいなと思うからで。減らすことができたなら、明日を今よりも少しだけ、すっきりした気持ちで迎えられるような気がして。


整理すること。切り替えること。
とても大切なことだ。

でも整える前に、前を向く前に、いったんぐるぐるした感情をそのまま受け止めてもいいんだよね。ぐるぐるしてるな、と思うだけでいい。そうすればその感情たちは無視されたことにならない。

感情を見つめるところから、次への一歩が始まる。




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