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自分の体と挨拶を交わして一日が始まる

2002年から18年、ほぼ毎日、朝のストレッチを欠かさず続けている。おかげで、ほとんど180度に開脚できるし、立位体前屈では、膝に顔が付く。

体が柔らかいと、色々便利だ。

例えば、両手がふさがっていても、立ったまま足で壁の電気のスイッチを入れられる。これはお行儀はとても悪いが便利。

それに、飲み会でひとり一芸やれと言われたら、Y字バランスをすれば「お〜!」とどよめかれる。残念なのは、子育て中の私にはそんな機会はほとんどないこと。

もともとは、体育の先生にふざけてるのだと勘違いされるほど体が固かった。以前1年半ほど入院した時、ベッドの上で寝たり起きたりの生活をしていたら、もともと固かった体はさらにガチガチになった。

少し体力をつけなきゃ。そう思って、自己流のストレッチをするようにしたのだ。

痛気持ちいいくらいを目安に、無理をせず毎日続けていたら、退院する頃には前述のとおりに柔らかくなった。

毎朝続けていると、日によって体は違うものだと分かる。いつもと同じように動かしても、今日は右の股関節が開きにくい、左の肩が痛い、などの違いに気づける。

次第に朝のストレッチは、自分の体との対話の時間になった。体のパーツひとつひとつと朝の挨拶をする。今日はご機嫌いかがですか、あらなんだか動きにくそうですね、と。

時間的にはせいぜい5分程度。急いでいる朝はルーティンをなぞるだけのこともあるし、休日の朝は15分くらいかけてじっくり伸ばすこともある。

ひととおりチェックし終わる頃には、気持ちもスッキリと準備ができる。
そうして、今日という1日に背筋を伸ばして足を踏み出し、今を捕まえにいく。

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