そもそも台湾音楽って?ポッドキャスト#047
かなりご無沙汰なnoteです。頑張って更新していきたいのですが。
さて、ポッドキャストを始めてからお陰様で1年が経ちました。ありがたい。本当に、聞いてくださる方には感謝です。
noteで台湾音楽のことを散々書いている私ですが、ポッドキャストでは、どちらかというと食や本などのカルチャー系の話が多いです。音楽にフォーカスしても良いのですが、やっぱり一点集中ではなく、台湾の方々に話を聞いたり、音楽以外の分野を知ったりすることで、楽曲が生まれた背景やMVのシーンなども、理解ができるかなと思ったからです。
とは言え、音楽のことを話す回もありまして。そのうちのひとつが、47回目の配信です。こちらでは、「そもそも台湾音楽って?」と言うテーマでお話ししています。特定のアーティストやジャンル、台湾の音楽アワードの話をするのではなく、そもそも、どんなものなのか?を話しています。
アジアの音楽というと、例えばK-POPだと、BTSなどのアイコンになるようなアイドルがたくさんいますので、聴いていない人でもイメージがつきやすいですが、その他のアジア圏の音楽だと、思い浮かぶアイコンがなかなか無いのが実情。
一定年齢より上だと、テレサ・テンや欧陽菲菲といった歌謡曲に燦然と輝く歌手のイメージがあり、台湾音楽=演歌・歌謡曲的なイメージがあったと言われたこともあります。
日本の音楽が、アニソン一辺倒ではないのと同じで、台湾にもたくさんの音楽があります。分かりやすいアイコンが無いというのは、なかなか伝わりにくいものだなと思います。きっとK-POPも、今でこそ、キラキラとしたアイドルのイメージがありますが、20年以上前だと同じく日本の歌謡曲界で活躍した歌手のイメージが強かったと思います。
さて。先日、友達が常連のお店に飲みに行った時に、他の常連さんに台湾音楽を紹介する機会がありました。The Craneを数曲Spotifyで再生したのですが、イギリス人の還暦前くらいの男性に、とてもハマっていました。
R&Bの要素が強いアーティストで、私自身とても好きなんです。声も色っぽいし。初めて彼の曲を聴いたイギリス人の方は、”R&Bなんだけど、いろんな要素も感じられて、いわゆる王道R&Bじゃなくて面白い”と言っていました。なんだか、世代や国を超えて、自分の好きな音楽が気に入ってもらえたのは、とても嬉しかったです。
イギリス人の彼が言っていた、”色々な要素”と言うのは、The Craneをはじめとする若い世代が、インターネットのお陰で、たくさんの音楽に触れやすい環境にあるからなのか?それとも、R&Bという海外発祥の音楽要素と、台湾で多くの人が聴き馴染んできた従来のポップスなどの要素が上手く混ざっているからなのか?そこは定かでは無いですが、どちらにしても、とても嬉しかったです。
ちなみに、The Craneは、今年の台湾の音楽アワード Golden Melody Award 金曲獎 で最佳華語男歌手獎にノミネートされていました。
noteを読んで下さっている方だと、多分47回目の配信は、少し物足りない感じがするかもしれませんが、台湾の食事や建築などよりも、どうして音楽はスポットライトが当たりづらいこともあり、シンプルな話をしてみたかった。音楽好きな方からしたら、当たり前だよーと思われるようなことも、配信してみたいなと思ったわけです。
私自身、この回の他にも台湾音楽の話をしていますが、やっぱり基本情報が抜けていたなと反省していることもあるのです。
もう少しマニアックな話を・・・という方は、こちらの配信も聞いていただけると、ちょっと嬉しいです。昨年のGolden Melody Award 金曲獎に、ノミネートされたアーティストの関係者として、授賞式に行ってた人物が友人ですので、詳しい話を聞いてみました。
私自身、いわゆる台湾インディーズと呼ばれるような台湾アーティストの楽曲と出会い、彼ら彼女たちの作品には、台湾の社会や歴史などが背景にあることを知り、台湾音楽が好きなら、もっと台湾のことを学ばなければと思ったのが、こんなにアレコレやっている理由なんです。
これからも、少しずつでも勉強して、なるべく台湾に行き(もう少し円高になってほしい&仕事もほしい!)色々なものを見て体験して、還元してけるように頑張ります。引き続き、よろしくお願いします。
ポッドキャスト『耳から始まる台湾トリップ 你你好好』は、以下のリンクからお聞きいただけます。無料です。
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