ググれる時代、レッスンやワークショップの価値とは?
最近めっきりトークショーとかワークショップの類に行ってませんでした。
非常に失礼で申し訳ないのですが、参加しても「まあ本読めばわかるな〜」とか「だいたい知ってるな…」と冷めた気持ちになってしまうことが多く。
(もちろん中には素晴らしいものもあるんですが!)
そんな私ですが、ふと思い立ってとあるレッスンに行ってきました。
ルピシアのティーレッスンです。
結論から言って、とても良かった!
キュレーションされた情報
正直ルピシアのレッスンが稀に見るずば抜けて素晴らしい内容だった、という話ではありません(これまた大変失礼な話ですが、、、)。私が行ったのは超初歩編でチケットも1500円。ごくごくオーソドックスなお茶についての基礎知識を学び、実際に飲み比べするものです。たぶん本を読んで、自分なりに飲み比べしてもそれなりに知れたかもしれません。
でも、とても満足度高かった。
まず情報がキュレーションされている。調べたり本読めばわかるかもしれないけど、これが重要ですよという知識をパパッとコンパクトに解説してくれることの明快さ。体感では自分で調べるのの半分以上に時短。ありがたい。
強制的集中空間
そして何より、話を聞いているときに他のことができない。
みなさん思い出して欲しい。何かを知ろうとしてググり始めた途端、気づいたらツイッターに舞い戻り、なぜか癒される犬の動画を再生していたこと、ありませんか?
レッスンは私を含め二人という圧倒的少人数。犬の動画見ている隙はない。レッスンという場所ではいやが応にも集中できるのです。
私たちはふだん、見てるけど見えてない
レッスンでは飲み比べをしました。
お茶の色も香りも味も飲んでるんだから知ってるはずです。にも関わらずこの時はやたら発見が多かった。おや、よく見たら同じ紅茶でもグラデーションがあるな。あれ?このお茶こんなに香り複雑だったっけ、、、などなど普段気づかなかったことにたくさん気づく。
いかに普段、見てるつもりで見てないか痛感です。
たとえググればわかることでも、集中して知識と向き合えているかというとどうでしょうか。私は正直あまり向き合えてなかったかもな〜。
とかく誘惑の多い日常生活で、強制的に集中できる時間を過ごせるレッスンやワークショップってそれだけで1つの価値があるのかも?
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