ランナー
傷つくこともある
でも、日常は地球と一緒に回る
おいていかれたらきっと
座り込んで泣いて立てなくなるから
必死で走る
置いていかれないように走る
涙する時もある
でも、時間は時計と一緒に進む
ほんとは
ほんとは
時なんて、止まってしまえばいいのに
なんておもう
でも
そんな私の話なんか地球も時計も
きいている場合じゃないとばかりに
回る、回る、回る
進む、進む、進む、
それは、決して間違うことなく
「前」にだけ
私は
走る、泣きながら走る、走る
走る、傷ついたまま走る、走る
こんな
この先に何があるのかなんて
わからないまま
走る、走る、走る、
地球も時計も、負けじと
進む、進む、進む
傷つくときもある
悲しみから立ち直れないときもある
絶望するときもある
でもね、少し後ろを見てほしいの
長い長い長い
連なる
曲がりくねっている道が
ずっとずっとずっと
走ってきた道が
人生ランナーの貴方の後ろに確かにある
確かなもの
毎日毎日毎日
お疲れ様
毎日毎日毎日
ご苦労
毎日毎日毎日
ありがとう
他の誰にでもなく、
貴方自身に
他の誰にでもなく、
自分自身に
貴方だけの、貴方はランナー
追伸、文学フリマでます(^^)
なにも、かけてません、笑
あきらめて、たのしみます笑
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?