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時々読み返したくなる記事、疲れた時に是非。
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2021年3月の記事一覧

「環境」との融和のプロセス

 インターネットの治安は相変わらず最悪であるが、とりあえずは今月も(たぶん)大過なく所定の記事更新を終えることができそうである。昨夜のキャスでも述べたことだが、3月は単独キャスで話すことが少なかったぶん文章にエネルギーが投下されていて、かなり読み応えがあるテクストもマガジンの中にはそれなりに含まれている(と思う)から、購読者の皆様にもお楽しみをいただけたなら幸いである。 (※録画視聴パスは、3月1日のエントリより取得できます)  そのようにキャスの機会も(残念ながら)減っ

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ある日の散文

久しぶりに親友と会ったら、夢を諦めたと伝えられた。 挑戦しないまま身を引く選択をしたことに少し怒った。以前話してくれた決意を、話の端端に宿っていた熱を、今でも覚えている。あれは嘘だったのかと。 なんだか寂しくなった、ともに頑張りたかったのに。 数時間後の自分が何処にいるかさえも分からない、と打ち明けた彼は一人暮らしのフリーターとして時間を切り売りして生きている。そして僕には、書き続けてほしいとか言うのだ。 けど、僕のは夢とかいう大層なものじゃない。魂が向いた方へ、気持

善友はあらまほしきもの

 三月に入ってしばらくは日々の雑事にエネルギーを取られすぎて消耗しがちだったのだが、例によってジョギングをしたり凄い作家のドキュメンタリーを見たりなどしているうちに、徐々に回復してきた気配がある。  これは人によって感じ方の異なるところであろうと思うが、日々の雑事を大切に行い「丁寧な生活」を送るということの価値を私は否定するわけではないけれども、そうした雑事が日常のほとんどを占めてしまってその外部からのインスピレーションを感じ取りにくい仕儀となると、どうも個人的には息苦しさ

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「男たちが勝手に作った」ルールに対する「もやもや」

 昨日のエントリにて告知したとおり、山上さんとの対談キャスを行った。初めてお話しいただく方であるし、とりあえずリラックスして楽しくトークできればそれでいいかな、という事前のつもりだったのだが、想像以上に壮絶な話が色々と出てきて、これは「持ってる」人であったなあと(いい意味で)予想を裏切られる展開となった。 (※録画視聴パスは、3月1日のエントリより取得できます) 「山上さん」と言われても、ほとんどの人は知らないというか、そもそもその名前のアカウントで呟きをされていない方だ

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「繋がり」に関する身も蓋もない話

 昨日はこんなツイートをしていたのだが、これが様々な意味で「刺さる」部分のあった人はそれなりにいたようで、(それが自分についてであれ関係をもった他人についてであれ)この種の心理を経験的に身近なものとして感じたことのある人は、やはりまあまあ多いのだなあと思うなどした。  ただ、ツイッターでは例によって相当に「歯に衣を着せた」物言いをしているので、この「程々の繋がりに落ち着くために自他を傷つけるプロセス」に関しては、まだ個人的にコメントしておきたいことがいくつかある。そこで、以

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誰かにとっての「何か」になることは、心が満たされるのだろうし、それに生きる意味を見出す人も少なくない。僕にもそういう面がある。でも誰にも見つからずに生きて死んでいく人生も、無意味なんかじゃない、ひとつの美しい命だと思う。

「もにょっとしない」時の対処法

 TLで映画情報がちらほら出てくるようになったので、とりあえず「エヴァ」をミュートワードにした。これは不測のバレを食らわないうちに、さっさと見に行っておかねばなるまい。  noteの定期更新も(時々に休暇をはさみつつ)ずいぶん長く続けてきているが、ご購読いただいている方々はご存知のとおり、私の記事群は基本的にノンジャンルである。もちろん仏教や瞑想、また時には哲学やジェンダー論など、扱う頻度の高いテーマというのはいくつかあるのだが、それは単に私の来歴上、こうしたトピックに対し

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緩慢な自●を図る友人とおれが死んだあとのこと

※スキ(ハートボタン)を押すと「インターネットあるある占い」が表示されるように設定してみました。是非試してみてください。 ◇ここから本文◇ 先週は土曜まで働いて日曜にも予定を詰めまくったので、月曜からずっと体が重い。日曜だって遊んでたわけじゃないしな。確定申告から物件探しまで色々と忙しかったのである。 週39時間を超えて労働に勤しむとてきめんに健康を害しやすいというデータもあって、わりと実感とも一致する。そらこんな働き方してたら寿命も縮むわな。 おれなどよりも遥かにキ

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机を広く使うためにグッズ

最近英文ライティング強化のために写経を日常的に行っている。ここで写経とはタイピングやiPadでの手書きは含めず、ペンや鉛筆でリアルな紙に書くものだけを指す。その効用についてはいずれまとめたい。 そして手書きでするとなると、ノートや教材を机に広げないといけない。コロケーションや類義語を調べるために紙の辞書も使いたいのでどうしても机の広さが足りなくなる。 だから机はできるだけ広いものを買うべきなのだが、部屋の広さがボトルネックになるので限界がある。 さらに写経という面倒な作