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(歌詞)古本屋へ、雨宿りにて。

灼熱に熱したアスファルトは急な雨で冷やされてる
傘がない僕は冴えない古本屋へと避難した 
そこの棚には戦時中の軍国主義の本やハプスブルグ家や
毛沢東ついての歴史書が無作為に並べられ埃かぶっていた
一冊ずつぼくは手に取り立ち読みしながら物思いに老けた

くりかえしくりかえされる潮が満ちて引いてくように…
薩摩と長州と朝廷の興した明治維新という近代は 
外様の恨みと建国者としての正統な朝廷の権威の尊厳と
それは西洋の物質的な進歩を受け入れ知識を入れ物としか見えなかった人々の愚行と負の側面

雨宿り、ぼくは物思いに老けている 
雨洗い既存の知識が覆る
ぼくはおもいこんでいた 疑うことを知らない黄色い雛鳥
飛べない鳥 嘴で小枝で巣を作って家をこしらえないと
いずれ死んでしまうだろう 



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