父が逝ってしまう。
父が逝ってしまう。
幼い頃。大好きだった父。たくさん遊んでくれて、色々な所に連れて行ってくれて、優しくて楽しくていつでも味方だった。
思春期の頃。少しウザいと思ってた父。
学校でやらかして母に怒られても「次から気をつけろ」と味方をしてくれた父。
成人した頃。嫌いだった父。
成人して分かったのはお金にだらしなない父だった。いわゆる闇金で借金を繰り返し、財産の全てを失った。何度も何度も繰り返して最低な父。
家族と思いたくなかった。最低。
そしてここ数年。父が病気になり過去のわだか