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2021年の100冊 #22 「複利で伸びる1つの習慣」(ジェームズ・クリアー)

2021年の100冊、ジャンル問わずとにかく本を読んで勉強することを目的に開始。ログはスマホで15分で書き上げることを目標にしています。

2月18日、22冊目はこちら。

この本は、書評や感想を色々書くより読んでもらったほうがいいです。なのでこのログも15分で絶対終えるって決めました。(と言って結果45分かけてしまいました)

元ほぼ日CFOの篠田真貴子さんや、エーピーコミュニケーションズ副社長の永江さんもオススメされていました。

篠田さん、お忙しいだろうにびっくりするくらい細かく書かれています。私のよりこっち読んだほうがいいです。
永江さんもお忙しいだろうに、この本のいいとこをポイントで書かれています。2020年に1年で52記事書くことに成功された永江さんが、さらに「考え方を変えたほうが良いかも」と紹介している本なので、この本を買うきっかけになりました。私のよりこっち読んだほうがいいです。

先輩方に学びしっかりした書評を書こうともしない面倒くさがりの私からひとつ言えるのは、一気に読むよりちまちま読むのオススメってことです。なぜかというと、考え方が日々浸透してくるからです。なにかしたくなってきます。

この本を寝る前などに読むうち、1分間瞑想1分間スクワット、1行日記を始めるようになりました。睡眠時間1日のうちにiPhoneを触った回数のログもとっています。

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2分間ルール

面倒くさがりの私から1つだけ、背中を押された考え方を紹介します。習慣づくりの第3の法則「易しくする」のうちの一つです。

新しい習慣を始めるときは、2分以内にできるものにする。
「毎晩寝るまえに読書する」は「1ページ読む」に。
「5キロ走る」は「ランニングシューズの靴ひもを結ぶ」に。 「洗濯物をたたむ」は「一足の靴下をたたむ」に。
「洗濯物をたたむ」は「一足の靴下をたたむ」に。

1分でなにか変わるのか?2分でなにか変わるのか?

これまで"コツコツ”の力を私はあんまり信じられていませんでした。何が起こるかはよくわかりませんが、とりあえず数日続いています。

小さな変化の大きな力

まずこの本では、毎日1%の改善を説いています。先の2分間ルールも、これに当てはまると信じたいですね。

目の前のテーブルにひとつの角氷があると想像してみよう。現在の室温はおよそ摂氏マイナス4度。ここから非常にゆっくりと部屋が暖かくなっていく。
 マイナス3度。
 マイナス2.5度。
 マイナス2度。
角氷は目の前のテーブルで、ただじっとしている。
 マイナス1.5度。
 マイナス1.0度。
 マイナス0.5度。
まだ何も起こらない。
そして、摂氏0度。氷は解けはじめる。それまでの温度上昇となんの違いもないわずか0.5度の差で、大きな変化が引き起こされる。
竹は始めの5年間はほとんど目に見えず、地下に広く音をはりめぐらせてから、いきなり外へ突き出して、6週間で約28メートルの高さに成長する。
同じように習慣も、決定的な境界を超えて新しいレベルの成果を引き出すまで、なんの違いももたらしていないように見えることが多い。・・(中略)・・努力は無駄になっていない。蓄積されているだけだ。すべての変化は摂氏0度で起こる。(p.31)
今成功しているか、そうでないかは問題ではない。重要なのは、習慣が自分を成功へと導いているかどうかである。

行動変化の4つの法則

先程第3の法則だけ書いてしまったので、最後にこの4つの法則だけまとめておきます。

第1の法則・・・はっきりさせる
第2の法則・・・魅力的にする
第3の法則・・・易しくする
第4の法則・・・満足できるものにする

例えば、外食するのを控えられたらすぐに500円貯金などをして、我慢=報酬に結びつけるのが、第4の法則「満足できるものにする」です。

悪い習慣を断つには、逆にするだけ。

第1の法則・・・見えないようにする
第2の法則・・・つまらなくする
第3の法則・・・難しくする
第4の法則・・・満足できないものにする

例えばスマホを触らないように毎週SNSのパスワードを変えたり、アプリを削除することが第3の法則「難しくする」です。

この本のいいところは、脳みそや心理学の話で終わるのではなく、実践的で今すぐできそうなことがたくさん書かれていること。そして、やる気を阻まれそうな考えに対しても熟知し、先回りしてノウハウが書かれています。

一旦は読み終わりましたが、しばらく手元においておいてパラパラとめくって色々と吸収したいと思います。

(noteログ45分)


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