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『 デトックス の基礎 』

前回まで「病の原因は毒である」と書いてきました。
今回はそれに合わせ「デトックス」についてですが、デトックスは奥深く、人それぞれに合う合わないもあるので、概略的に進めていこうと思います。
今回も十人十色、百人百色の一つとしてお付き合いください。
(※画像はフリー素材をお借りしています)


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【 デトックスとは 】

デトックスとは体内に溜まった有害な毒物を排出することですが、日本語で「解毒・排毒」と言った方が分かりやすかったりもします。
毒を分解したり排出することですが「浄化」と捉えることもできます。

また「」には物理的な毒想念的な毒がありますが、説明が長くなるのでここでは省略します。

(※参考程度に過去記事を載せておきます)
第24回 『 食べるということ(4)』
第28回 『「病」という学び 』



【 物理毒のデトックス 】

毒は体内で分解して無害化したり、濾過して出すのが基本ですが、汗や呼気からも出たりします。

今は機械的に排出するものや、効果的なサプリメントもあるようです。

昔は自然にあるものを毒消しの薬として有効活用していました。
汗をかきにくく、運動も減る冬には毒が溜まりますが、春先にはその毒出しに見合う野草が多いのは、自然の贈り物なのかもしれませんね。

野草や山菜は使い方次第で毒にも薬にもなる




【 自然の有効活用 】

意外かもしれませんが物理毒を出すのには「アーシング」も有効です。
アーシングとは「地に繋がる」ことですが、「洗濯機のアースを取る」といったように溜まったものを放出し、「電位を地球に合わせる」という意味もあります。

もちろん場所ややり方、本人の思考にも左右されますが、肉体は電気信号で動いているため、電位や波動の調整だけでなく、血流やリンパの改善、ナノ金属や毒の排出など、思わぬ効果があります。


発汗とアーシングを併用するのが砂浴で、効率よく排毒できます。
夏なら浜辺で簡単にできますが、毒が浄化されるように満ち潮で波が来る場所を選んだり、熱中症にならないよう注意が必要です。
「フグ毒は海辺で首まで埋める」のも、呼吸以外にもちゃんと意味があるのですね。

たくさん毒が出ると砂が臭うほどに、、、

汚れていない山や川、海の浄化力はとてもは強く、他にも温泉、薬草、石、樹木といった自然を利用したり、身体の適切な部位の温冷、ツボ指圧などを組み合わせたりと、先人の知恵には感心ばかりです。


しかし今は身の回りにある毒が強力で過剰であり、生活や時間に余裕がないためか、病(毒の顕れ)になれば即効性を求め、すぐ科学薬に頼ってしまいます。

早く良く効くということは諸刃の剣。
安易に摂り続ければその薬自体が毒となり、自ら苦しみを生むのです。




【 想念毒のデトックス 】

「毒気に当てられる」とか「毒気を抜かれる」などと言いますが、氣のエネルギーは生命体に大きな影響を与えます。

想念とは字の通り「想い」「念」が波動となり伝わることですが、うらみ、つらみ、ねたみ、ひがみ、そねみ、といった自他に対する悪しき思いや、悪口や蔭口といった強い負の念は波動となってまとわりつき、思考にも肉体にも作用し苦しめます。

街中や人混みに行くとフラフラになる人は影響を受けやすい体質なので、注意が必要ですね。


中でも「自分いじめ」の癖がある人は自らの想念毒に強く苦しみます。
自ら負のループに陥り、抜け出せなくなります。

周囲の声も届かなくなり、その内「自分いじめが好きなの?」と勘違いされ、下手すると善意から「それ(苦しみ)をあげよう」とまでなってしまいます。

自分で自分を追い込むと、どこまでも堕ちてゆく

そうならないように、早めの対応が必要です。


もちろん「精神面の毒」には精神的デトックスが有効です。

難しく考える必要はありません。
ゆっくり、じっくりと喜びを与えてゆけば良いのです。


手っ取り早いのは、物でも思考でも「気持ち良い」を選び、心を満たすことでしょうか。

美しいものを見る
美味しいものを食べる
好きな音楽を聴く
笑う
赤ちゃんやペットに癒される
気持ち良い運動をする

などなど何でも良いのです。

もちろん「感謝」や「愛する」といった心の状態も強く作用します。
先のアーシングも思考の安定に大きな効果があります。

何気ない自然の中に居るだけで癒されたりもする

誰かに相談したり、助けを借りても良いですし、無理をせず、少しずつ変わっていけば良いのです。

靈的な影響が気になる時は、痛い所、苦しい所に塩を当てて浄化を試すのもよいかもしれませんね。




【 ヒーリング 】

ヒーリング(癒し)には色々な形があり効果も多岐にわたりますが、肉体を活性化させたり、解毒にも有効です。

ヒーリングは特別なモノでありません。
例えば手のひら(チャクラの一つ)でお腹をさすり「痛いの痛いの飛んでけ~」もそうです。

実はみんな「癒しの手」を持っている

効果の大小は知識や集中力、施術者の靈性や靈力にもよるし、他の靈人の協力が必要な場合もあります。

うまくすれば精神面にも物理的にも作用する、応用範囲の広い、これからの医療に必要なものだと思います。




【 何が良く効くか 】

どんな毒がどこに溜まっているか、どんな思いでいるのか、本人の意識次第で肉体の反応も変わるため、どれが効くかは人それぞれですから「これが効きそう」と思えるモノから試すのが良いと思います。


「思考・想念」は電磁波として物理的にも作用し、「効きそうに無い」と思えば邪魔をし、効きにくくします。


逆に「プラセボ効果」というものがありますが、これは効くと信じれば実際にそれに見合った物質が体内で合成され、本当に効く場合もあるのです。

例えば、良い水を汲み、一つまみの天然塩を入れ「今の私に必要な薬となってください」と強く念じてから、よく咀嚼して飲むなども有効です。

形式ではなく、強い想いが大事

強い想い、唾液と水とミネラル、腸内細菌たちは時に奇蹟を起こします。

信じる者は救われる
誰かにではなく、自らの念に救われることもあるのです。




【 想念毒を受けにくい人になる 】

全てには「引き合う力」があります。
かれる、かれる、心の引力のようなものです。
そして、似たモノ同士には強く働くため、類は友を呼ぶことになります。

理想は「悪しき想念を選ばない、発しない人」になるのが良いのですが、そんなの無理って話ですよね(笑)

なのでまずは「物事を客観的に視る癖をつける」のはどうでしょうか。
反射的にではなく、一つ一つを丁寧に判断する、とかでも良いです。
物事を冷静に、そして俯瞰して見れば、今までとは違う思考の選択が出来たりします。

多くの人は教わっていないだけで、実は思考は選べるのです。

(迷惑にならない範囲で)思考はゆっくり丁寧に選んで良い

もし腹の立つことが起きても「なぜ相手はその言動を選んだのか」と考えるようになれば、「あぁ、そうか」と落ち着けたりもするのです。




【 笑いに変えてしまう 】

思考に余裕ができれば、争いは減り、想念毒も回避できます。

喩えば、後続車の運転が荒く煽ってくる時、安全に道を譲るだけでトラブルは減ります。
「とろとろすんな!」という毒はもう飛んで来ないし、自分のペースで運転できるのだから気分も楽です。

さらに余裕ができれば事前に察知し早めに譲り、相手にイライラを溜めさせない運転もできます。


譲る時も自分を落ち着かせるために
「きっと元レーサーだから車間距離が狭いんだね」とか
「そっか、トイレ我慢してるんだね~。がんばれ!」
などと毒氣も笑い飛ばしてしまいましょう(笑)

あなたも急ぐことがあるんだから、笑顔で譲ってあげよう

「相手の望みを見透かし、勝たせてあげる」って、強者の余裕って感じがしませんか?
上から目線ってことではなく、そんな余裕があればケンカにすらならないってことです。

逆に「俺は道は譲らねぇ」と邪魔すればお互いにイライラが募り、事故になったりもします。

怒りには怒りが返ってくる


お互いに毒を生み苦しめ合うことも、視点を変え笑いに変えるのも、感謝を生み合うのも、僕たち一人一人の思考の選択にかかっているのです。

感謝には感謝が返ってくる


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身の周りに起こること、感じることは、必要な学びであり、己の映し鏡のようなもの。

何事もまずは己から。
足元がぬかるんでいては、踏ん張れません。
この先訪れる幸せな世界で走り回りたいならば、足元を取られぬよう、しっかりと固めておくのが大事なのではないでしょうか。

デトックスは大事だし、いらぬ毒をもらわないためにも、悪しき思考の癖(=毒)も手放していきましょう。






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