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京都の夜

ここ数年、仕事でご縁があって京都にくる機会がある。

古都京都。

最初にきたのは、たしか小学生の修学旅行。
金閣寺や清水寺など有名どころを見学した。当時はお寺や歴史はあまり興味がなかった僕は、お土産物の木刀をなけなしのお小遣いで買って、友だちとふりまわして遊んでいた思い出がある。



──1年ほど前、京セラ美術館の「モダン建築の京都」というイベントに仕事で関わって関係者の方から、いろいろ詳しくご案内いただけた。


現在の京都の街並みの中には、明治・大正・昭和のモダン建築の建物が残っている。西洋やアジアなど世界中の文化が融合した「モダン建築」は、持続可能な社会文化の縮図のようだった。

環境問題に取り組む活動をしていると、サステナビリティという言葉をよく使う。京都のモダン建築に詰め込まれた世界中の文化は、まさにそれで、そのような横文字をわざわざつける必要もないんだと思う。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

ビジネスの戦略やプロジェクトなどで言われる名言。
私のようなとにかく新しいことを実践しようとする人間は、文化や歴史からたくさん学ばないといけないことばかりだと、最近身に染みて感じる。



──京都の夜。
賑やかな街並み、彩り鮮やかにそびえ立つタワー。
京都タワーはロウソクというイメージがあるけれど、調べてみると、もともとは"灯台"をイメージしてつくられたということらしい。




──少し前、京都の記事を書いたことを思い出した。
見てみると5月の記事。朝から東本願寺をひとりでお参りしたときのものだった。

明日は少し早起きして、街並みを歩いてみようかな。


©️Mahalopine

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