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仕事への価値観の変化

昨年の11月1日に、サステナビリティ推進という噛みそうな名前の部署に異動になり、ちょうど今日で1年──。
カーボンニュートラルな社会にするために、企業として、個人として、何ができるのか?を日々考え抜いてきた。

それまで法人営業の仕事しか経験をしたことがなかった僕は、"サステナビリティ"という言葉すら知らない営業バカなやつだった。

でもそれ以来、週一冊の読書も気候変動や環境系を読むようになって、いま地球が本当に瀬戸際に立たされているという事実を知る──。
エコ検定を取得してエコピープルになったり、
四半世紀続く「環境市民」というNPOに加入してみたりした。

「カボニュー」のコミュニティ運営の仕事を通じて、環境省の方や、自治体の方、地域コミュニティのひとびとと出会い、地球や自然、未来の世界を良くするために、どんな仕組みづくりが必要か議論を続けた。

エコノミーな考え方から、エコロジーな考え方に。
大量生産・大量消費の時代は終わっていて、資本主義も一定の文明が開花した今、機能不全に陥っている。

学んだり、多くの方々との出会い、会話を重ねるたびに、気候変動に伴う地球温暖化の問題は、他人事でもなんでもなく、危機的な状況であることは紛れもない事実だと確信できた。

そんな中で──────

「仕事への価値観」が少し変わってきたように感じている。


今までなぜそこまで頑張って、売上をあげるために働いてきたのか?

こんなことを書くと元も子もないような感じはするけれど、今までの僕の仕事への価値観は、やみくもに売上を上げ、荒稼ぎすることだけを考えていた。もちろん、ベースとしては、お客さまの働く環境を良くするために、ということはある。
でも、自分にとっての仕事、普段は何も考えることなく、ただがむしゃらに働き、営業で売上を上げることや、質の高い結果を出すことを最上位の目標にして突っ走ってきただけだった。


本当に社会に役立つ仕事、
未来の地球や自然のためになる仕事をやってみたい。
生まれ育った日本の文化を"価値"に替え、
それを世界中に伝播させる仕組みを作りたい。


新しい仕事になって1年が経った気持ち。
人生の大きな節目になった年だった。
まだまだ、まだまだ、この環境系では駆け出しの若輩者だけど
これからの人生は、ソーシャルグッドな気持ちを土台にして
ウェルビーイングな未来の社会をつくれるように
働くことを改めて宣言したい。

来年の11月1日は、どんな気持ちなんだろうな。
楽しみにしながら、一歩一歩、前進していきたい。

2022/11/01
Yukihiro


©️Mahalopine

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