ポジティブ・ストローク
<今日の一曲>
Ugly Kid Joe / Cats In The Cradle
”ゆりかごの猫”という意味深なこの曲は、ハリー・チェイピンが1974年に出した曲のカバーだそうです。父と子の子育ての歌ですね。子供いないから、なんか余計に身に染みますわ〜🥺
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ストローク
僕がこの言葉に出会ったのは、まだ中堅社員だった頃の何かのリーダーシップ育成研修の時。
たしか、キャリア・アンカーを啓発する研修だったと思う。
「キャリア・アンカー」なんなのってことだけれど
ひとことで言うと、仕事(キャリア)を考えていく上で、その人が譲れない軸となる価値観や考え方のことをさす。
ビジネスキャリアを考えていく上で、自分のタイプを知って、それにあった自己啓発が大切だという研修。その中で、ひととのコミュニケーション、言葉の投げかけをストロークと表現することが新鮮だった。
生後3ヶ月までに受けるストローク
その研修で講師が話していた。
自分のメンタルの落ち着く根底にある部分は、実は生後3ヶ月くらいの親の対応(ストローク)によってベースに影響を与えると言う。
例えば、ミルクを与えるタイミング。
泣いたから与えるのか
泣き止んだら与えるのか
笑っているうちに与えるのか
そのストロークやタイミングによって、その人のメンタルが安定する状態が変わると言うこと。
アピールや自己主張するのが強みになったり
黙って我慢する忍耐強さが強みになったり
ひとに合わせるのが得意になったり
いじめっ子、いじめられっ子
笑顔、能面、おすまし、キザ・・・
ひとことで性格といってしまえば、それまでだけれど
人から受けるストローク次第で、その土台は形成されるような気もする。
ストロークを受けて、それを認知することでメンタルの基礎となる特徴が出てくるということだろう。
その自分の特徴、アイデンティティを認識して、仕事のスペシャリティを高めていくことが重要なことになる。
また、逆に言えば、受けるストロークによって自我が形成されるということなので、なるべくポジティブなストロークを受けた方がいいということになる。
新しい仕事にチャレンジする時に大切なこと
新しい職場で、新しい仕事に、新しい仲間とチャレンジがはじまった。
自分はマネージャーだけれども、仕事は新人。
新しい情報を毎日頭にインストールしながら、何ができるのかを考え続ける。
自分の強みは何なんだろう。
ビジネスの経験、ITをつかったイノベーションを考えること、プレゼン力、プロジェクトマネジメント、マーケティング思考、人脈・・
個人としてそれらをフレームワークとして活用して、いろいろな判断や行動をすることは個人としてやっていくとして
もっとシンプルでしなくちゃいけないことがあると思う。
それは、周りに”ポジティブ・ストローク”を投げ続けること。
新しいチャレンジはリスクや不安、責任やプレッシャーがたくさんある。
リーダーシップ、チームワーク、プロジェクトの雰囲気
昔から、お調子者で目立ちたがり屋の僕は、周りにポジティブ・ストロークを投げ続けられることが、一番の強みのように思う。
自分にも周りにも、ポジティブ・ストロークを投げ続けていこう😃
©️Mahalopine
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