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白鳩の舞

八月十五日。
終戦記念日の今日、靖国神社では白鳩の会の放鳩式がある。

今年は残念ながら帰省中のため東京にいなくて参加出来ないけれど、去年は「白鳩の会」に入って間もなく、案内もあったので、放鳩式にはじめて参加してみた。

当日の朝10時。
能楽堂の前にたくさんの人達が集まり、白鳩の飼育の方が籠に入った白鳩たちを連れてきた。司会の方が靖国神社の白鳩の由来の話をした後、講談師の方が代表で一羽の白鳩を放ち、それに合わせ、みんなで「ありがとう」という言葉をかけ一斉に白鳩達が空に放たれる。

鳩たちは特別な日であることを象徴するかのように、大空を何度も何度も高く舞い続けていた。

平和、幸せ、生きるということが、鳩の舞にオーバーラップして言葉にできない気持ちになった。
終戦記念日という特別な日に行われる放鳩式は、特別な意味と意義があるように感じた。


・白鳩の会に入った時の記事

・2022年の放鳩式の模様(YouTube限定公開)


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今日は愛知の実家から、
ちゃんと白鳩さん達は空を舞うことが出来たのかな、と祈りながら──
台風の影響もあるので少し舞うのが大変だったかも知れないな🕊🕊🕊


先週金曜日の帰省前、少し早いお盆のお参りに靖国神社に行き、社務所に立ち寄って、「白鳩の会」の継続の費用を支払ってきた。
今年も白鳩の根付をもらえてちょっと幸せな気持ちになった。

少しでも出来ることをする。

平和の象徴の白い鳩はみんな知っていて
今日も強い風にのって大空を舞っていたのだろう。


──と、思ってると東京の町会役員から電話があった。
「今うちにいますか〜?印鑑押してほしいところがあって……」
そういや、東京では私は町会長だから周りの町会の皆さんにも貢献しないとな、と
実家に帰省中はついつい子ども心に戻ってしまうけど、しっかりしないとな、と目が覚める思いがした。

利他的な気持ちになれる機会と時間を大切にしてゆきたい、そう感じた終戦記念日だった。



©️2023 Mahalopine

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