567日記① 〜ついに陽性に……
土曜日の朝からすごい倦怠感に襲われた。
身体が重く、いつもより重力を感じる……
ちょっと前から喉に違和感があったけど、
そこまで気にしていなかった。
よくよく考えてみると、毎日手洗いうがいをするようになり
ファスティングで学生時代の体重に落としてからは、
ここ3年ほどは風邪などひいたことがなかった。
先週は出張三昧。
色んな場所に移動しながらWeb会議……
昔の出張と違って、どこでもオンラインで入れてしまうから、ほんと忙しないもんだ。そんな出張疲れかもな、とも考えていた。
──倦怠感の中、午前中は普通に過ごしたけれど、午後になっても調子はもどらない。
「検査してもらった方がいいんじゃないの?」
「そうやな、でも無料検査場は無症状の人向けみたいや。喉の痛みや倦怠感があるとダメなんやな。」
ということで、近くの病院を調べて行くことに。
土曜日の午後なので、なかなかやっている病院がみつからない。
Googleマップで、徒歩15分くらいのところに、1件発見し、朦朧としながらとぼとぼ歩いていってみた。
「事前予約のみ……、予約のないひとは電話してください」
まじかー、と電話してみると、かなり混雑しているので、今日は難しいかも、と言われてしまう。
「近所なので、何とか今日中にお願いしたいのですが……」
粘った甲斐もあって、時間外の17時30分から何とか診てもらえることになった。
家に戻り3時間ほど仮眠。やはり倦怠感が半端ない。
少し眠ると汗だくになっていてやっぱり熱もありそうな雰囲気。
17時30分にあらためて病院を訪問。
熱は思ったほど高くなく36.5度。気持ち的には38度くらいな感覚だったけどw
診察自体は症状を軽く聞かれる程度で、PCR検査をしていただくことになった。唾液の検査だとオミクロン5の株は反応しにくいらしいので、鼻の奥に突っ込むちょっと痛い検査にしてもらった。
帰宅してショートメールの結果を待つ……
昨日から何も食べてなかったのでフルーツを軽く口にして、解熱剤のカロナールをのんだ。
23時16分、ショートメール
「○○医院、○○です。本日まだ結果が出ません。明朝になると思います。またご連絡申し上げます。」
遅くまで対応いただき、お礼のメッセージを送るも、結果は翌朝に持ち越しとなった。
***
日曜日の朝。
昨日は夜からぐったりと眠りっぱなしだったこともあって5時過ぎには起床。
やはり身体の節々が痛くて、熱のせいか倦怠感がすごい。
喉の痛みも結構激しくなっていて、唾を飲み込むと痛さを感じる。
(これは、なんとなく陽性なんだろうなぁ……)
ネガティブな感覚に身体中がなっている。
こういう時こそ、ストレッチや朝のルーティンの筋トレなどできればいいけれど、身体中が軋んで痛くて動かない。
8時14分、ショートメール
「おはようございます。○○医院、○○です。昨日の結果、陽性でした。」
……認めたくない現実がきた。
身体の状態を考えると、ある程度想定はできたことだけど
改めて結果を通知されるとショックは大きい。
昨日から自宅にいてしまっているから、
家族も濃厚接触者になるし、感染リスクも高いだろう。
発症前の2日間に近くにいた方々にも迷惑をかけてしまう。
どうしようもない気持ち。
後悔は先に立たず、3回目のワクチン接種は、なんとなく副反応が怖くて未接種だった。
ここのところ、お誘いを受けた会食などには普通に参加していたことも自業自得な事実。
やり場のない思い。
社外の方から連絡をはじめて、ご迷惑をかけたことをお詫びする。
謝って済むものでもないのだけれど。
そして、早々に自宅から出るために、ホテル療養の申し込みをする。
少し時間がかかりそうだったが、受付自体はスムーズに終了した。
晩御飯は、お蕎麦と豆腐とサラダとハンバーグ。
ポカリスエットやデザートなども沢山買ってきてくれていた。
一番迷惑をかけている妻にかける言葉がみつからない……
そんな日曜日だった。
しばらくは社会活動ができない生活になる。
自戒の念を込めて……
2022年7月25日
記事執筆のための、いろいろな本の購入費用として活用させていただきます!