渋い・地味・派手について
・・・・「渋さ」と「地味」という話がありますが、両者は全く違います。
「渋い」というのは電球で例えるなら、白熱灯のようなジワリとした光の波長を持つもので「派手」の方はLEDの光のような・・・刺さるというか強いニュアンスがあります。
どちらも「光を発するもの」なのです。
しかし「地味」というのは、光を発しない、むしろ光を吸収してしまうものです。ですので、地味であるのは、何事においてもダメです。
「枯淡」は、押し付けて来る事は無く、過剰ではないもので、冴えて冷たい鋭さを持ち、緊張感を持って全体のバランスが取れている状態を言います。
渋さも、派手さも、枯淡も、モノ自体がそういう存在、というよりは「そういう性質を持っている」「そういう状態にある」事の説明です。モノはただの物体ですので。
これを理解しておかないと、いろいろ失敗します。
(ヘッダー写真は、話題と全然関係の無い、先日の月食のイクラみたいな月)
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